てぃーだブログ › 浦添大公園友の会 › 2013年02月

やっと撮影できたカラスノエンドウの莢

カラスノエンドウVicia angustifolia var. segetalis
マメ科 各島に分布

 やっと、見つけたカラスノエンドウの莢。ここ数年、花は見るのだが莢を撮影したくて探していた。かつてどこにでも生えていたカラスノエンドウは路傍や畑から消えていると言う。
 知人らは畑の緑肥にとカラスノエンドウの種子を大事そうにしていた。この光景はとても不思議だと思った。なんと、カラスノエンドウ急速に消えていると言うのだ。確かに路傍のものはスズメノエンドウだらけ。莢の笛を作りたくても、見当たらないカラスノエンドウ。
 かつて、普通だった植物が次第に消えつつあるのを何度か経験している。また新たにはびこる植物もある。ドラマチックに移り変わる大自然を見ているような気がしている。
  


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ダチュラの仲間は咲き方が豪華なので、もっと植えてほしい思う

ダチュラDatura cv.
ナス科 園芸品種

 今度の冬は暖冬ではなかろうかと虫仲間が言う。例年に比べて寒くないのだと言う。そんなことを思いながら那覇市の末吉公園を散策したら、熱帯花木のダチュラが満開していた。
 品種は不明。白とオレンジのさきわけだった。画像ではオレンジだが、白も咲いていた。ダチュラの仲間は性質が強く花も大きく豪華なことから、栽培が増えてブームの時があった。ところが、毒植物だということから、校庭や民家の庭先や、公園から姿を消していった。
 白い花はエンジェルトランペットという、美しい名前がついている。きれいな花が咲く熱帯の花なので何とか再びブームが来てほしいと願っている。  


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2013年02月26日

チヌが釣りたい


さばく前のコチヌたち、数日分ある

 チヌが釣りたいと日、月曜日の夜釣りに出かけた。釣果はカーエー2枚、コチヌ十数枚だった。
 連続して釣りに行ったのは、ばらしたからだ。強烈な魚の引きに両足で踏ん張っていると、針がはずれてしまった。予想するにカーエーの大物だった。その後釣れた2枚のカーエーが証拠。
 昨日の夜は満月。さすがにチヌは釣れないと思っていたが、魚汁サイズが釣れた。幸先がよくうれしくなった。ところが、釣り場の海に船を走らせ網を入れている輩がいた、毎年今頃の大潮にはたいている。網で根こそぎ持っていくので釣り人にとってはやっかい。加えて夜中の海に船を走らせて、逃げる魚を追い込んでいる。あーあ、今日の大物はなしかとあきらめた。
 次は闇夜の大潮がある。次こそ40オーバーのカーエー、もしくは40オーバーのチヌを釣るぞ。
  


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典型的なアタイグワー、各種の野菜が栽培されている


タマネギの栽培。この時期は柔らかくてサラダで美味しい

 散策に出かけたら、各家のアタイグワーには様々な野菜たちが栽培されていた。今度の冬はこうした畑にモンシロチョウが飛んでないので、少し違和感はある。栽培されている野菜は定番のジャガイモ、ニラ、ダイコン、ニンジン、ニンニク、ワケギ、ゴボウ、タマネギ、チシャの類、カラシナ、キャベツ、インゲン類、エンドウ、ソラマメといった具合に多種多様でとても賑やか。
 この時期ならではで、季節を逃すと観察や撮影は次の機会になるので、丁寧に見て回ることが多い。熱帯花木、果樹、草花、それから野生の植物たちを眺めに行くのもいいが、各家の庭に植えられている野菜たちの移り変わりを見るのも楽しい。
 実家からもらい物の野菜たちが冷蔵庫にギッシリ。毎日野菜だらけでうれしい。アタイグワーはとにかくスゴイ、1か所で何軒の家族の食卓の助けになっているのだろう。
  


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大きな黄金の花はりっぱだ

ウコンラッパバナ Solandra maxima
別名 ゴールデンカップ
英名 Goldencup,Cup-of-gold 中国名 鬱金喇叭花
ナス科 メキシコ原産

 末吉公園のパーゴラに大きなウコンラッパバナがたくさん咲いて、なんだか懐かしく見入った。
 植物園にいるときは毎日のように見ていたので、なんにも感動はなかったが、2年あまりがたち、改めて観賞すると、やっぱり熱帯花木の貫録が伝わってきた。以前から、この場所に植えられていることは知っていたが、花数がすくなかったと記憶している。こんなに咲いているのは初めて見る風景だ。
 3月にもまた見に行こうと思っている。咲いていてくれますように。  


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ラン、という名前の響きに反応する方々は多い、これが花だと説明すると・・・・

キヌラン Zeuxine stceteumatica
ラン科  日本、台湾、フィリピン原産

 先日、那覇市末吉公園に自然観察に行ったら、なんと芝生にキヌランがたくさん生えていて久しぶりの花に感激した。
 キヌランの花、これはと思いカメラを取り出して撮影していたら、散策の方々が、これはまた珍しい物と思い、質問してきた。なにをしているの、カメラ、なに、ランどれどれ、とうるさい。
 かくかくシカジカと丁寧に説明した。納得したかどうかは不明だが、立ち去った。よかったと胸をなでおろし、再びカメラに手をふれた。
  


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シロダモの新芽の塊はタケノコに似ている

シロダモNeolitsea sericea
方言名 ファーベルギ、スルミチー、ヤマダックワ
クスノキ科 各島に分布

 この前はシロダモの新芽のうぶ毛について紹介した。今度は新芽の塊がタケノコにているということ。それもとびっきり、きれい。
 晴れていて、新芽が太陽にあたると輝いて見える。他の樹木の新芽も出てきたが、ひときわ目立っている。散策すると、シロダモがどれくらい生えているのかがよくわかる。
 シロダモの新芽が終わるころには、すっかり気温もあがり散策するのに汗だくになるのだろうと思っている。今のうちに、堪能しておこう。
  


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スベスベしていて、なだらかな曲線を持つ大きな種子

オレンジティベティアThevetia peruviana var.aurantiaca
キョウチクトウ科 熱帯アメリカ

 先日、ちょっと変わった種子を拾った。以前にも見たことがあったので、すぐに素性が知れた。キバナキョウチクトウの変種オレンジティベティアの種子だ。
 スベスベした表面、なだらかな曲線、種子にしては大きいなどの特徴がある。撒いたら、ほぼ発芽し生育する。そのため、成木の付近は苗がいくつも生えていることが多い。
 心配なことがある。キョウチクトウ科なので、毒植物。どれくらい強いのかは知らないが、注意するにこしたことはない。  


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ホウビカンジュのカーテン

ホウビカンジュNephrolepis biserrata
シノブ科 沖縄、台湾、熱帯アジア,豪州に分布

 琉球石灰岩の岩場にホウビカンジュのカーテンを見つけた。今までにもカーテン状のものを見てきたが、規模が大きく圧巻。
 シダ好きによれば、鉢物を仕立てたり、ヘゴにつけたりしてボリューム満点でホウビカンジュを楽しむらしい。そういえば、植物園のヘゴ林に多量に繁茂していて、それなりに人気があった。やはり、独特な雰囲気のある空間になるのであろう。
 新芽は食べられるし、景観づくりにも役立つことがわかり、ホウビカンジュを見直した。
  


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2013年02月18日

ハゼノキ緑実


中央の丸い球の集団がハゼノキの果実

ナンキンハゼSapium sebiferum
英名 Chinese tallow tree,vegetable-tallow
中国名 鳥柏
トウダイグサ科 中国原産

 この前咲いていたハゼノキの花が終わり、緑の丸い果実が多数実っていた。各枝についているので、数は多い。
 果実の生育は順調だ。ハゼノキの数が多いのは、この実りの多さ、発芽力の良い種子のお陰かもしれない。周辺に目を配ると、やはり緑の玉の果実が実っていた。どうやって果実が落ちて種子が散布されるのかは興味がある。鳥やオオコウモリが食べて散布されるのが、普通かもしれない。
 ハゼノキは知っての通り、ウルシの仲間で、かぶれる。しかし、新芽がでて花が咲き、緑の実がつき、葉の紅葉が見られる季節感のある樹木。種子の中に油を含んでいてロウソクの材料とのこと。いつか作ってみたい。
  


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2013年02月16日

ルリタテハに夢虫


ルリタテハがストロー状の口をインパチェンスの花に差し込んだ

ルリタテハ Kaniska canace ishima
タテハチョウ科 沖縄各島に分布

 今日はピッカピッカの晴れ。陽気に誘われてルリタテハがインパチェンスの花に蜜を求めてやってきた。
 しばらく、追いかけっこをした。そのうちに夢虫になって、ルリタテハがストロー状の口を花の中にさしこんだところを撮影した。「美味しい」といっている感じがする。
 再び飛んで次の間花に移動してはストローを伸ばしていた。お昼のジャマをしてはいけないと、立ち去った。  


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2013年02月15日

ツマベニチョウの初見


ツマベニチョウの翅、とってもきれい、インパチェンスの花にきました


次の花に行った瞬間、飛び去っていった

ツマベニチョウ Hebomoia glaucippe liukiuensis
シロチョウ科
 奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,伊良部島,来間島,
 多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,
 波照間島,与那国島,尖魚;九州南端,種子島,屋久島

 昨日、 浦添大公園でツマベニチョウ羽化したての個体を初見。とってもきれいで、見とれてしまった。
 と言っても、活動は活発でインパチェンスの花を訪れたのに、瞬く間にとびさっていった。30分後、他の場所で飛ぶのを見たのですが、おそらく同じ個体だったと思う。
 もしかしてと、ツマベニチョうの幼虫が食べるギョボクの葉を丹念に探したら、卵が1個ついていた。これから、産卵は続くので、楽しみが増えてきた。  


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2013年02月14日

ツバキの絞り花


小さな株なのにいくつも花をつけてくれた

 ベランダの鉢植えツバキの絞り花が開花し、毎朝挨拶をしている。
 このツバキ、一昨年大宜味村で行われた植樹祭でもらった苗を育ててきたもので、開花は初めて。小さな鉢に植えられていたものを、妻が大きめの鉢に植え替えて、根気よく水を与えてきた。特に、これといった肥料はあげないので生育は順調とはいえない。しかし、苗は頑丈のようで、厳しいベランダの環境で、こんなにもきれいな花を咲かせてくれことに感謝している。
 もちろん、明日の朝も「おはよう」と声をかけることにしている。  


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2013年02月13日

オキザリス黄色花


食べてみたいオキザリスの黄色花

オキザリスOxalis sp.
カタバミ科 南米原産

 オキザリスの黄色の花が目立つように道端に咲いていた。
 ムラサキカタバミのピンク花は今が最盛期。時々、引き抜いては食べている。散策中時々オキザリスの園芸種の花が咲いているのを見つけるが、野生化はしていない。黄色花を撮影する前に白花も見ていた。やはり、これも野生化はまだしてないようだ。誰かが意図的に道端に植えたものだと思う。
 ムラサキカタバミのように食べられるのかが、興味がある。いつかチャレンジしたいと思っている。ピンク、黄色、白花のサラダだ。妄想中。
  


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2013年02月12日

エビヅル開花始まる


繁茂するエビヅル


開花が始まっていた

エビヅルVitis ficifolia
方言名 カニブ、カニィブ
ブドウ科 日本、沖縄、朝鮮、南中国

 いつも観察しているエビヅルに開花が始まっていた。
 去年は、実がいっぱいついて、食べられるものだと確信していたが、やはり台風で吹き飛ばされてしまった。その後もなんどか通い、エビヅル本体の回復をみまもってきた。さすが野生植物、みるみるうちにツルがのびて、繁茂してきている。
 今年こそ、甘い小さなブドウを食べたいと、期待は大きい。
  


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2013年02月11日

サクラチヌ満開


桜に例えて、「サクラチヌ満開」、まるまると太っている

 サクラチヌが満開、と言っても意味不明と思うが。昨日の夜、とっても嬉しい出来事があった。
 久しぶりに出かけた夜の釣りで、なんと32cm,37cmのミナミクロダイを釣ったのだ。仕事と体調、潮とタイミングが悪く、釣りに行く機会を逃していたが、絶好の大潮とあって前日から仕込みをしていた。
 21時に家をでて泡瀬の海に行く。いつもの場所なので、潮の引いてない浅瀬を胴着をつけて歩く。周りは闇夜。そして、釣り開始。子チヌばかりが釣れる。それでも弁当のおかずになるのでうれしい。そしてついに釣れた。
 夕飯はミナミクロダイの刺身、魚汁。こうした贅沢な日もある。もちろん、これからは魚の切り身の入った弁当が続のだ。  


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2013年02月10日

ノッポヤシ広場


ナツメヤシの林立する風景がいい

 名護城公園の「さくら橋」の手前に高さ10メートル余りもあるナツメヤシを中心とした「ノッポヤシ広場」がある。
 結構、いい景色なのにいつも人の気配がない。この場所はよほど好きでない限り、訪ねる人が少ないのかもしれない。
 ヤシの育つ風景と、名護市街が一望できる位置といい、「さくら橋」もすぐそばなので、ぜひ見学してほしいところだ。なんと、パンノキも育っていて、果実もつけるときいた。今年は久しぶりに食べてみたい。
  


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2013年02月09日

さくら橋


名護城公園内にある吊り橋「さくら橋」


長い橋ではないが、けっこう楽しめる

 名護城公園には「さくら橋」という吊り橋がある。先日、渡ってきた。
 前回は暑い日だったので、汗をかいたのちの涼しい風が吹いてきて、心地よかった。でも、今度もよかった。ひんやりした空気があたりを包むこむ静寂があった。この日は独り占めだった。橋の中央にたち名護市街を眺めてぼんやりし、樹冠はこれらの新芽に備えてひっそりしていた。ただ、ときおり鳴くカラスだけはうるさく感じた。
 現在、遊具の場所の工事が行われていて、通り抜けはできないが、のっぽヤシ広場からはいける。ああ、サクラが満開の時に行きたかった。葉桜はきれいだった。
  


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ヒカンザクラの枝にとまるタイワンシロガシラ

タイワンシロガシラPycnonotus sinensis formosae
英名 Light-vented Bulbul
ヒヨドリ科 南西諸島、中国、台湾

 嫌われ野鳥のタイワンシロガシラがヒカンザクラの花の終わった枝にとまっていたので撮影した。
 嫌われている理由は、ジャガイモを植えて新芽が出たら、ついばんでダメにするし、トウモロコシを植えたら、掘り起こして食べるらしく、インゲンマメの莢をついばんで、出荷できないとのこと。
 農家の方々は、前はいなかった最近被害がひどい。どうにかできないのかねー、とつぶやく。虫だけでなく、自然は絶え間なく変化しているといことか。  


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2013年02月06日

シロダモ新芽の産毛


色のついた新葉にビッシリと産毛がついている


新芽についた産毛は光に反射して輝く

シロダモNeolitsea sericea
方言名 ファーベルギ、スルミチー、ヤマダックワ
クスノキ科 各島に分布

 シロダモ新芽の産毛が光に反射してとてもきれいだ。
 春は新芽、新緑の時期、タブノキの赤芽も捨てがたいが、シロダモ新芽も美しく感じている。山野を散策するたびに、見とれ、ついシャッターを押してしまう。
 方言のファーベルギは「蝶々の木」の意味で、若葉がチョウの翅に似ていることからつけられたとのこと。納得。
 この春、蝶のとっても少ない時期が続いている。そのため、食べられる山野草やきれいな新芽に観察の目が移りつつある。  


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