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2018年05月31日

待望のガーラに興奮



 5月27日、本部半島で友人らと久しぶりの釣りに行き、待望のガーラを釣り上げ興奮した。
もともと釣りは大好き。数年前までは、かなりの釣行をしていたが、いろいろな都合により行けないでいた。釣りのなかでもチヌ釣りが好きなのだが、釣り場と魚が減少。行く気持ちがなくなってきつつある。もちろん他の魚を釣っても楽しい。
 ガーラを釣った結果、ひそかに釣り好きの魂がふつふつとわきつつある。でもこのところの暑さはきつい。次の釣り行きは友人の声かけにまかそう。  


Posted by まさぼー at 09:49Comments(0)釣りと海



ヨナグニアカアシカタゾウムシMetapocyrtus yonagunianus
ゾウムシ科 与那国島固有

 ヨナグニアカアシカタゾウムシを毎日のように複数観察、最近1株しかないギョクラン(ギンコウボク)の葉を食べていて、困っている。
このゾウムシ、もともと与那国島固有種。2008年頃に沖縄島で記録され、2012年に北中城村で記録、2015年に小生が中城公園で複数個体を確認した。その後、毎年観察していて、鉢植えや垣根のハイビスカスに普通にいる。今ではミカン類をはじめとする、いくつかの植物の葉を成虫は食べている。
 飛べないゾウムシなのに、どうやって分布を拡げているのか、虫屋の間で少し話題になっている。
  


Posted by まさぼー at 08:04Comments(0)蝶以外の昆虫


羽化後間もない成虫とソテツの新葉

ソテツの葉にいる幼虫たち

茶赤色した終令幼虫

 5月13日初見後、クロマダラソテツシジミの状況視察を5月27日行った。
中城城跡は成虫の目撃が4頭、とっても新鮮な個体だったので、増えるのはこれからだ。浦添大公園は成虫を80頭数えて、途中でやめてしまった。園内の育つソテツを廻ったら、至る所で成虫が乱舞し、新葉に幼虫が見られた。糸数城跡は成虫が40頭以上数えた。ソテツの新葉にいる幼虫の数はたくさんいたので、大乱舞するのはこれからだ。
 今年は各地を観察しているとソテツの新芽が少ない感じで、クロマダラソテツシジミの数も少ないと思っていたが、少ない新芽にそれこそ無数の幼虫がいるので、数が多くなるのはこれからだ。ソテツ愛好家の皆様、くれぐれもご注意下さい。
  


Posted by まさぼー at 10:00Comments(0)



ハナハマセンブリCentaurium pulchellum
リンドウ科 地中海沿岸原産

 25日、中城公園のバックヤードの砂利道で小さなピンク色の花を見つけた。日本帰化植物写真図鑑で調べたら、ハナハマセンブリだと判明した。
 この植物、4月頃から生えていて、花が咲いてから調べようと思っていた。図鑑によると1年か2年生草本、帰化植物とのことなので、種がどこからか紛れ込んだと思う。草地が多く、帰化種も多い公園、また一つ種類が増えたのは嬉しい。
 ピンク色、咲く数の多さから、鉢植えにしても良いのではと思った。こぼれ種から増えるのかを期待したい。
  


Posted by まさぼー at 11:37Comments(0)植物


 今日の午前、中城公園の散策路沿いを探検していたら、葉裏にじっとしているイシガケチョウを見つけた。
隠れているつもりらしい。尻は見えないが、翅はきれいに見えるというオチ。
 かなり接近しても逃げませんでした。  


Posted by まさぼー at 14:44Comments(0)



ヒメモダマ(コウシュンモダマ)Entada phaseoloides (L.) Merr.
マメ科 沖縄(ごく希)、石垣、西表、小浜、与那国に(やや希)分布

 24日の午後、ヒメモダマの種が届いた。とっても嬉しい。受け取った瞬間、思わず、に-ッと笑ってしまった。
ヒメモダマの種は石垣の知人に欲しいと熱望していたもので、同僚が沖縄島に来る際に手渡ししてくれた。
 樹木の花や実の撮影を少しずつ撮りためている。いつの日か、写真展と実際の木の実の標本を展示する機会を作りたいと思っている。その際の展示に使いたい。いつになるかナー。
  


Posted by まさぼー at 09:08Comments(0)植物



 5月21日午後、中城の森でアオバセセリを撮影することができた。このチョウ、中城村では初めての記録と思われる。
 沖縄島のアオバセセリは食草のヤンブルアワブキの生育する沖縄市以北と考えられている。ここより南は生息地ではないが、記録はある。手元の資料では浦添市で1例、南城市で1例あった。
 アオバセセリを撮影した日はモンキアゲハを目撃、5月14にはオキナワカラスアゲハを捕獲している。アゲハの2種は北部地域が生息地だ。この3種が棲息地より南下した理由は、梅雨前線の南下によるものと思っている。アサギマダラのマーキング調査でのこの記録、興味深い。ちなみに21日のアサギマダラは2頭だけで、すでに大部分は北上したようだ。
  


Posted by まさぼー at 10:20Comments(0)





 19日午後、沖縄市農民研修センターで開催された2018年度総会に参加した。総会は2018年度の事業の報告や今年度の計画、予算などが審議された。
 もりあがったのは、11月に予定されている野外観察会の行き先。どうやら与那国島に本決まりそうで、今から旅費のために小遣いをためた方が良いとの意見があった。
 総会の後に2部として交流会や話題提供があった。会員のIさんがなんと鹿児島でニッケイの葉で包んだ美味しいお菓子があると言って、お取り寄せして持ってきてくれていた。参加した全員で賞味した。ニッキの香りがしてとっても美味しいと、好評だった。それから会員からオキナワギク、イソノギク、オキナワウラジロガシ、コブミカン、の種をまいて苗を作ったので差し上げたいと提供があった。
 M理事長からは会の発展のために今年も新規に入会を呼びかけるとともに、月1回開催されている「立花塾」の内容を充実させていくと話していた。
 なお、活動の様子はホームページに掲載されている。
  


Posted by まさぼー at 10:59Comments(0)その他





メキシコサワギク Senecio confusus
別名 メキシコタイキンギク
英名 Mexican Flame Vine,Mexican Daisy
キク科 メキシコ原産

 燃えるような花、メキシコサワギクを咲かせたいと3月に数本を挿し木した。挑戦は2回目、やってみたいと思っていたスタンダード仕立てにする。
2014年にも挿し木して開花させたので、コツは記憶している。今年も3月に鹿沼土に挿し木、1ヶ月もかからずに発根、鉢上げし育ててきた。だいぶ成長してきたので、5月15日に大きな鉢に植え替えて、支柱も入れた。
 開花し、飾ることが出来るのは1ヶ月後と見ている。花にはチョウもよく蜜を吸いに来る。楽しみだなー。
 
  


Posted by まさぼー at 09:22Comments(0)植物


アマミウラナミシジミkurava kurava septentrionalis
シジミチョウ科 奄美,喜界,沖縄,伊平屋,慶留間,久米,
  宮古,多良,石垣,竹富,小浜,西表,
  鳩間,波照間,与那国島に分布する

 今朝、中城公園の散策路でモクタチバナの蕾を詳しく見ていたら、アマミウラナミシジミの終令幼虫がいたヨ。付近をさらに探すと、もう1頭見つかった。黒いアリが一緒で、毎年見ているヤツだ。
 モクタチバナの蕾でアマミウラナミシジミを観察したのは、2016年5月16日、2017年5月12日だった。だいたい、同じ頃。幼虫の観察から推察するに、この小さなチョウの無数の乱舞は5月下旬から、6月上旬頃と予想している。楽しみだナー。  


Posted by まさぼー at 15:55Comments(0)




 5月10日、中城公園の散策路でシジミチョウ科クロマダラソテツシジミを初見した。幸い、板に止まった、シロノセンダングサに訪花した瞬間を撮影出来た。やったー。
 このクロマダラソテツシジミ、毎年テッポウユリの咲く頃に沖縄島にやってくる。アサギマダラの個体数も増えているので、供給地は台湾と推測している。
 過去の記録の初見日を調べて見ると2008年6月5日、2009年5月22日、2010年6月1日、2012年5月1日、2013年5月20日、2014年5月1日、2015年5月10日、2016年4月24日、2017年5月3日だった。
 ソテツ類の葉を食べる「小さな悪魔」どこまで北上するのか、楽しみだ。
  


Posted by まさぼー at 08:02Comments(0)




アメリカデイゴ Erythrina crista-galli
別名 マルバデイゴ、カイコウズ
英名 Cookspur coral-tree,Common coral-tree
マメ科 南米

 5月9日、ひさしぶりに訪れた名護城公園の「ガンジュー広場」駐車場脇に真っ赤なアメリカデイゴが咲いていて、とってもきれいだった。
 記憶によると、十数年前までアメリカデイゴは庭や公園、学校などに植えられていて、初夏から秋にかけてどこにでも咲いていた。ところが、ブームが去ったのか、だんだんと減ってきている。なんだか寂しく感じだ。華やかな花で育てやすく、花の咲いている期間も長いのに、ちょっともったいないと思っている。
 挿し木して増やしたいが、手持ちの植物達の面倒で、いっぱいだ。でも機会があれば、育てて咲かせてみたい。
  


Posted by まさぼー at 09:55Comments(0)植物
東南植物楽園OBの皆様へのお知らせ
B先生ご夫妻来沖、昼食会を開催致します。

日時 6月3日(日) 11:00-17:00
場所 中城公園キャンプ場
会費 1000円


去年に参加の皆さん

去年の料理1

去年の料理2

去年の食材
今年は何の料理で「おもてなし」するのかN料理長にお任せです。  


Posted by まさぼー at 17:20Comments(0)その他

2018年05月06日

ホテイチクの筍の時期


ホテイチクの筍

皮をはいで食べてみた

ホテイチクPhyllostachys aurea
方言名 クサンダキ、チンブクダキ
英名 fishpole bamboo,golden bamboo
イネ科 中国原産

 5月4日、中城公園の散策路沿いにホテイチクの筍がいくつも伸びていた。
この時期、野山に行くたびにこの筍を食べてみたい衝動に駆られる。何十年前に大宜味村のご婦人たちにホテイチクの筍料理をごちそうになったことがある。これをきっかけに、何度かは採取し食べていた。調理はかんたん。筍の皮を取り去り、包丁で食べやすい大きさに切り、油を強いた鍋に入れ炒めて、砂糖醤油で味付けする。シンプルなのにとっても美味しい。
この話を友人にしたら、なんと毎年のように採取して食べているらしい。
 筍を折って、皮を剥いで、食べてみた。先端は柔らかい、緑が濃く太い場所はだんだんと苦くなってきた。やはり調理して食べた方が良い。食べられる量の採取出来るところないかなー。
  


Posted by まさぼー at 11:35Comments(0)植物

発根したヒレザンショウ

小さな鉢に植えて、成長したら大きめに鉢に植え替えていく

ヒレザンショウZanthoxylum beecheyanum
別名 イワザンショウ
方言名 サンス、センスルギー
ミカン科 琉球列島海岸岩場

 5月4日、鹿沼土に挿し木していたヒレザンショウが発根したので、3株鉢上げした。
挿し木は2月26に行った。これまでにも行ったことがあり、今回で2度目。一度目は数年前、たしか2014年夏に挿し木したと記憶している。成功し、鉢植えにしていたが、知人がおばあちゃんの鉢植えが枯れたので、ぜひ欲しいと言ったので、差し上げた。
 その後も、アゲハチョウ科ナミアゲハの食草ということで、鉢植えを研究者に提供した。それで、鉢植えの手頃なものがなくなったで、挿し木して増やそうと思った。挿し木はまだあるので発根次第、鉢上げしていく。夏遅くには、手頃な大きさに育てたい。
  


Posted by まさぼー at 15:15Comments(0)植物


アサギマダラParantica sita
マダラチョウ科 奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,
 黒島,西表島,鳩間島,波照間島,与那国島,北大東島,南大東島,
 北海道,本州等に分布

 4日、中城公園で今年初夏のアサギマダラマーキングをした。「5/4 沖 MH-1」の記号を翅に油性マジックで記した。
この個体、飛翔していたのを、休息するのを待って帽子で捕獲した。
 アサギマダラの移動情報を配信しているネットでは、九州でたくさんの個体にマーキングしたのとの情報が入った。沖縄ではというと個体数がとても少ない。ねらいはこれからで、連休明けには各地に出かけて、探し回るつもりだ。
 今年の沖縄からの北上記録をだすぞ。1頭目でちょっとだけ気合いがはいった。
  


Posted by まさぼー at 11:28Comments(0)





 5月2日の中城公園、1年の中で、最も小学生の遠足が多い日。7校1000人余が来園している。方法は大型バス、通学バスでの送迎、徒歩も多い。
 10日程前の天気予報では、雨だったが、3日の明日に雨が伸びた。晴れを願う子供たちの思いが叶ったのであろう。公園を去る午後には、静かな公園になるはず。たぶん。
  


Posted by まさぼー at 11:07Comments(0)その他




ウラナミシジミ Lampides boetieus
シジミチョウ科 奄美,沖縄,久米,宮古,多良,石垣,西表,
        鳩間,波照間,与那国、日本、東南アジアに分布

 この春から初夏にかけて、中城公園にウラナミシジミがやってきている。他の地域では観察しているのだが、公園では多くなく、時々しかみられない。
30日は幸運にも、シロツメクサに訪花した個体を撮影出来た。さらに今日、♀の日光欲に出会うことが出来、これも撮影できた。翅表がきれいなので、ちょっと嬉しい。
 明日また出会うことが出来るのだろうか。明日が待ち遠しい。  


Posted by まさぼー at 15:59Comments(0)