てぃーだブログ › 浦添大公園友の会 › 2017年11月



 中城公園、先週あたりからリュウキュウコスミレ白花、カワラナデシコのピンク花が目立ち始めた。
リュウキュウコスミレ白花は強健のようだ、真夏の強い日差しと乾燥に絶えて夏越し、気温の低下してきた頃から、爽やかな白い花を付け始めた。これから株が充実するのに伴い花数増えていく。そういえば、来園者数名に提供したが、今頃どうなったのだろう。
 カワラナデシコのピンク花は、知人から萎えをもらい栽培してきた。挿し木で増やしたが、ついに大株は真夏の暑さに耐えきれず枯れてしまった。ところが、こぼれたねから発芽、生長し同じ色のピンク花を咲かせている。強い原種のカワラナデシコは相変わらず強健で、真夏を過ごして桃色の花を咲かせてきている。
スミレ、ナデシコの開花本番はこれからで楽しみだ。
  


Posted by まさぼー at 11:43Comments(0)植物


講座で接ぎ木について事前学習します

接ぎ木見本株を展示、方法を掲示します

ミカン類の接ぎ木を講師が手本をみせます

参加者全員で体験します

クメノサクラの接ぎ木を講師が手本をみせます

参加者全員でクメノサクラの接ぎ木を行います。


■開催日時:12月9日(土) 13:30~15:30
■場  所: 浦添大公園(南エントランス多目的室)
■参加対象:大人
■参加料:1000円(資料・材料費、保険料込み)
■参加定員: 25人  ※定員に達し次第締め切ります。
■講師:伊野波 盛哉(沖縄有用植物研究会員 )

接ぎ木は、園芸を楽しむのに大切な技術です。教室では接ぎ木に要な資材から、基本的な作業まで
丁寧に解説します。
クメノサクラの接ぎ木は、ヒカンザクラの苗を台木に使用します。ミカン類の接ぎ木はシイクワサー
(ヒラミレモン)の台木を使用します。
参加者は講座で知識をえると供に、実際に接ぎ木を体験します。接ぎ木終了後は、鉢植えは持ち
帰り結果の是非を経験していただきます。
参加申し込みは、浦添大公園管理事務所 098-873-0700
  


Posted by まさぼー at 07:45Comments(0)その他





ヒメガマ Typha domingensis
ガマ科 各島(大東を除く)

 23日、中城公園バックヤードの草地でケーキ(ヒメガマ)に出会った。とっても懐かしいので、しばらく眺めていたら、近くにいたセッカが飛び立った。
 ケーキというのは、アイスケーキの事。割り箸の周りにアイスが円柱状についていて、一銭マチャグワー(雑貨屋+駄菓子屋)で売っていた。時々、自転車にアイスボックスを積んで販売もしていた。いつの時代という方もいると思うのですか、つい最近のこと。
 ケーキを使っての遊びは単純。子供たちが投げ合い、ぶつけあっていた。季節限定の遊びだ。ケーキの育つ湿気の多い草地がなくなり、見かけなくなった。そういえば、シシダマはあるのかとも知人に聞かれた。思い起こせば、畑や水田に育つと除草の厄介ものが、今ではなんか貴重になってきたような気がする。
  


Posted by まさぼー at 15:38Comments(2)植物








■開催日時: 11月25日(土) 9:30~11:30
■集合場所:浦添グスク・ようどれ館前
■参 加料: 500円(1人) ■対象年齢: 7~70歳
■募集人数: 20人(事前予約制)

実施概要
浦添大公園内の歴史学習ゾーンにある「ようどれ」、浦添城跡」他の史跡を巡り、グスクの歴史や時代の文化を学ぶ散策会です。参加者が公園内にある文化財の正しい知識を知ることにより、来園する際の散策を楽しむ素材にして頂きます。
「うらおそい歴史ガイド友の会」専門員が歴史にまつわるエピソードを紹介し、解説致します。
参加の申し込みは浦添大公園管理事務所 098-873-0700
  


Posted by まさぼー at 13:09Comments(0)その他

クロマダラソテツシジミ、気温の低下と供に翅が白くなってきた

雄の翅表も鮮やかなブルーになった

雌も黒の縁と青白いコントラストが、きれいに見えてきた

クロマダラソテツシジミChilades pandava
シジミチョウ科 フィリピン原産

 11月18日、冷たい北風が強くなり涼しくなった感じのする中城公園散策路沿いで、シジミチョウ科クロマダラソテツシジミが、美しい翅になり衣替えをしていたのを撮影した。
 このシジミチョウ、公園にやってきたのは5月3日のこと、それからずっと発生を続けていて、幼虫の食べるソテツの新芽・新葉もないはずなのにと不思議に思っていた。そんなことを考えていたら、昆虫専門の機関誌に、幼虫はソテツの鱗片も食べる、と書かれていた。なんか、謎が解けたような気がした。
 これからさらに気温が下がってくると、翅裏はもっと白くなりきれいになる。楽しみにしている。  


Posted by まさぼー at 07:35Comments(0)





 11月19日、南城市糸数城跡でシジミチョウ科ウスアオオナガウラナミシジミを撮影した。翅の表は名前の通り「薄い青色」でとってもきれい。数カ所で十数頭観察した。
 本種は2000年に入ってから、沖縄島での飛来記録が2003、2007、2009年でいずれも11-12月にかけて報告されている。糸数城跡では2009年に続く記録だ。国外での分布はインドからオーストラリア、マリアナ諸島にかけ東洋熱帯に広い。台湾には普通とあり、おそらく台湾からの飛来。
 11月上旬、虫仲間より那覇市末吉公園にいたとの情報が入っていたので、野山に行く機会があるたびに探していた。今後、いつまで観察されるのか注目したい。  


Posted by まさぼー at 07:56Comments(1)

アサギマダラYSK407 10.10 西山のマーク、南城市で再捕獲

 11月19日午前、南城市糸数城跡でアサギマダラの翅に「YSK407 10.10 西山」のマークの入った個体を再捕獲した。
早速、その日の夕方、メーリングリストに配信したが、移動情報の配信は21日現在まだだ。
 記載された日付けとイニシャルから、過去の記録(2014年)をさかのぼると「和歌山県日高郡日高町西山」と思う。再捕獲下個体は和歌山県から沖縄の南城市まで39日間かけて、1,114km飛んできた。長旅だな。
 2014年は、日高町西山から飛来した個体の再捕獲が5例あり、いずれも本部半島だった。南城市では初記録だったので、とっても嬉しい。面白いので、再捕獲調べは12月まで続けるつもりだ。
  


Posted by まさぼー at 11:20Comments(0)

付近に落ちていてシイの実を集めてみた

茹でたら、割れて白い身がでた

シイの実ごはん

 11月19日、念願のシイの実ごはんを食べたら、とっても美味しかった。
数年前から、イタジイの実(どんぐり)を拾っては、ごはんに入れて食べてみたいと思っていた。毎年のように拾うのだが、量が足りない、虫が入っていたりして、実現してこなかった。昔のようにやんばるの人々が食べたようには実現しないが、雰囲気は体験したいと思っていた。
 16日に名護で拾ったイタジイの実は、強い北風で落とされて、間もない。量も多い。歯で数個割ってみると、虫も入ってないようだ。数個は、そのまま食べた。くせになるのだよ。これが。
 持ち帰り、茹でて食べてみたら、甘くはないが噛めば噛むほど、美味しい。そしてごはんに混ぜた。また、やってみたい。
  


Posted by まさぼー at 06:07Comments(0)植物

 2017.3.17 種まき。
 2017.4.24 発芽した苗を鉢植えにする


 2017.5.13 成長したので大きな鉢に植え替える(鉢増し)。
 2017.8.9  尺鉢、露地に植える。
 2017.8.17 尺鉢の苗は順調に育つ。


 2017.10.23 クリーム色の花の開花始まる。
 

2017.11.8 結実が始まり、赤いガクが肥大する。

  


Posted by まさぼー at 10:18Comments(0)植物



ヒメアカタテハCynthia cardui
タテハチョウ科 日本、沖縄、世界中の温帯、熱帯に分布

 11月13日午後、中城公園「南遊具広場」に行ったら、今年初来園のヒメアカタテハがシロノセンダングサの花に止まっていた。
 中城公園来園の記録を調べると、1915,1916年の2回ずつでいずれも秋遅くだった。北風にのってやってきたに違いない。公園内で滅多に見る事がないので、しばらく観察していたが、ヒメアカタテハが見られているのを感じたのか、彼方へ飛び去った。
 ヒメアカタテハは移動を繰り返すチョウとして知られていて、沖縄には棲息していない。そのためか多い年、少ない年があり、生態については謎が多い。
  


Posted by まさぼー at 16:04Comments(0)

アサギマダラの翅にNHV 10.1 JO47 ♂のマーク

11月11日、中城城跡でアサギマダラの翅にNHV 10.1 JO47のマークのついいた♂を
再捕獲した。嬉しいなー。
日本のどこで翅に文字が入れられたのか、メーリングリストに配信中。
どこからなのか、楽しみだ。
 すぐに移動情報が配信されてきた。マーキングされた場所は長野県宮田村、マークした日は
10月1日で、沖縄までの到達日数42日、距離は1424kmでした。  


Posted by まさぼー at 13:05Comments(0)

2017年11月08日

秋型のチョウ


タテハモドキの秋型 翅の裏は枯れ葉模様

ウスイロコノマチョウの秋型 裏面の模様は派手だ

 中城公園のチョウ、秋型が増えてきた。代表的なのはタテハモドキとウスイロコノマチョウ。タテハモドキはランタナの花に、ウスイロコノマチョウはアカギの実が熟して発酵している地面で吸汁していた。
タテハモドキの秋型は翅が角張、裏面の目玉模様が消えて枯れ葉模様になる。ウスイロコノマチョウは夏型が地味な模様だったが、秋は赤や橙色が混ざり、派手になる。個体毎にわずかずつ模様が違うのも面白い。
台風襲来後、チョウは減っていると思っていたが、種類数とも増えている。
  


Posted by まさぼー at 14:51Comments(0)



■開催日時: 11月18日(土)9:30 ~ 11:00
■集合場所:中城城跡(入口集合)
■対象年齢: 7~70歳
■参 加 料: 1000円
■講  師:下地浩司(中城城跡歴史ガイドの会)
■後  援:中城城跡共同管理協議会

世界遺産「中城城跡」内の史跡を巡り、グスクの歴史や時代の文化を学びます。グスク時代の当時の支配者の変遷、日本は、世界はどうなっていたのかを解説致します。世界史での琉球の人々の立ち位置から、日本の歴史の裏側も知る事もできます。
歴史の話は、実際に現場にいながらにして解説を聞くと、一層深みが増して想像が膨らみます。ぜひこの機会にご参加下さい。
  


Posted by まさぼー at 07:56Comments(0)その他



 5日午後、本部半島に本土各地から飛来したアサギマダラのマーキングに行ってきた。石垣、与那国、台湾、中国への移動を調べるためだ。
 古嘉津宇、大嘉陽林道、八重岳、嘉津宇岳を回り70頭近くを捕獲し、マーマジックで日付、場所、番号の情報を記入した。
 捕獲した1頭の中に8/15と書かれた個体を再捕獲した。撮影し、メーリングリストに画像つきで配信した。本土のどの場所でマークされたのか移動情報として配信されてくるはず。
 アサギマダラの移動調べようとする人々が増えてきた。10月25日は台湾からきた研究者にあった。今日は虫仲間のMさんにあった。なんと300頭あまりを捕獲しマークしたと言う。スゴイなーと思った。捕獲したマークを見ると少なくとも、本部半島で活動している方は7人ほどいる。
 タイワンヒヨドリバナモドキの白い花が咲き始めた。次に本部に行く機会があれば、この花に来ているはず。12月に入るとツワブキが咲き、この花にも来る。なんか想像するだけでワクワクしてきた。

  


Posted by まさぼー at 06:19Comments(0)