てぃーだブログ › 浦添大公園友の会 › 2012年06月

ついに撮影することができたムラサキツバメ

ムラサキツバメNarathura turbata
シジミチョウ科 沖縄島,宮古島,石垣島,竹富島,小浜島,西表島,
        波照間島,与那国島,南大東島

 ついに、大宜味村の山中で成虫を撮影することができた。5月5日に幼虫を紹介したが、成虫を確認して撮影することができないでいた。
 ムラサキツバメはなぞに包まれているシジミチョウ科のチョウだと思っている。まず、幼虫はマデハシイの新葉しか食べない(沖縄では)。マデハシイの新芽の時期は初夏が中心で、そのほかの時期は少ないし、めったに見ることはない。それなのに、成虫は長く生きているのか、蛹が羽化のタイミングをずらしているのだろう。とにかく新芽の時期しか発生のタイミングはない。
 晩秋になると生息していない中南部にやってくることも、よくわかってない。移動して種の勢力を伸ばすのだろうとも思うのだが、中南部には卵を産み付けて育つマデバシイの生育は皆無。
 このようにして、雪だるま式になぞが増えて来ていて、実に楽しい。7月中~下旬にも行きたいと思っている。まだいるかな。
  


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2012年06月29日

ニイニイゼミ最盛期


羽化して間もない個体が泣いていた


横から見るとみけることができるが正面は樹膚と同じでみつけにくい


クロイワニイニイと比べて一回り大きい


抜け殻も多数見つかった

ニイニイゼミPlatypleura kaempferi
セミ科 北海道~沖縄島に分布

 本日、大宜味村の山中でのこと。いやー、これはいい鳴き声。ニイニイゼミの大合唱。久しぶりに堪能した。同行のOさんが言うには、「沖縄のセミ」という本に収録されているCDを何度も聞き、クロイワニイニイとの鳴き声の違いを勉強したという。
 Oさんの解説によれば、なるほどクワイワニイニイに比べて鳴き声が大きく、強弱もあるし力強い。これで両種の区別は大丈夫に違いない。両種が泣いてないと、一般の方への解説は難しいが、しばらくは今日鳴いている声を覚えておくことにしよう。成虫を採取しての違いは明らかだ。クロイワに比べて一回りも大きく、他にも違いはある。とにかく、今日の大収穫は発生のピークに来たことだ。
 ニイニイゼミの抜け殻確認、撮影とうまくいった。ニイニイゼミが2種生息している島はあまりない。沖縄島では東南植物楽園から以北で、とても懐かしく思った。この地域では20年ほど前に個体を確認したが、その後は成虫が確認できないでいる。今も生息しているか気になる。行ってみようかな。
  


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迷子のツマグロヒョウモンの幼虫

ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius
タテハチョウ科
沖縄島,久米島,渡名喜島,粟国島,宮古島,伊良部島,下地島,来間島,多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,鳩間島,与那国,魚釣島

 突然目の前にツマグロヒョウモンの幼虫が現れた。え、と思った。通常幼虫が食べるリュウキュウコスミレが生えている場所にいるのだが、木の根に目立つ姿でいたからだ。
 ツマグロヒョウモンの幼虫は食べるものを探してよく歩き回るようだ。ただ、今回はあまりにもまわりに食草がなさそうなので、ビックリした。
 他にはいないか探したが、見つけられなかった。それから30分後、再び見に行ったが姿は消えていた。多分、食べるものを探したに違いないと想像した。
  


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翅の紅色が見える羽化前のツマベニチョう

ツマベニチョウ Hebomoia glaucippe liukiuensis
シロチョウ科
 奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,伊良部島,来間島,
 多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,
 波照間島,与那国島,尖魚;九州南端,種子島,屋久島に
 分布する。

 ギョボクの葉を食べていたツマベニチョウの大きな幼虫が蛹になったので、気になり見に行くと、蛹に色がついていた。羽化前のサイン。
 ちょっと前、小学生が欲しいというので好きなだけ採取させたので、だいぶ幼虫が減ってしまった。でも、これが良かった。小さな木に多量のしかも大食漢の幼虫たちが食べるので、たちまち葉は坊主になる寸前だったからだ。たしかに食べられても回復するのだが、葉が残っているのとでは回復ぶりが違うし、その後の成長にも差し支える。
 後日、蛹は羽化していた。この場所に来る途中で成虫が飛んでいたのは、ここで羽化した個体だったかもしれない。今日も公園内を飛び回る成虫を見かけた。
  


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いつも葉の裏にジッとしているがこの日は上に堂々といた

オキナワナナフシEntoria okinawaensis Shiraki
方言名 ソーローウーマー
トガリナナフシ科 琉球列島、屋久島

ソーローウーマーだらけだなと思った。小さなものから大きなものまで、いろいろといる浦添大公園。4月から見ているが、毎日のようにいろいろな葉でみることができる。特に多いのがクワノハエノキ。
 大人にソーローウーマーのことを訪ねると、だいたい知っているとの回答があり、私のところではなんというと方言が返ってくる。子供に同じ質問をすると大多数が知らないという。こんなに面白い虫なのにといつも残念に思う。
 そこで、浦添大公園で会う虫を採っている方々には、こんな面白い虫もいるよとアピールをすることにした。グワバの葉で飼うこともできるよと付け加えたい。
  


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オニタビラコの花にきたクロマダラソテツシジミ

クロマダラソテツシジミChilades pandava
シジミチョウ科 フィリピン原産

 5月12日に紹介したクロマダラソテツシジミは浦添大公園の主になってしまった。そう、ものすごくたくさんいて、いろいろな花に蜜を求めてやってきている。
 ちいさな花が好きなようでシマニシキソウ、オニタビラコ、メキシコハナヤナギ、シロノセンダングサ、シロツメクサ、アメリカハマグルマ等に止まっている。
 今年もやってきたこの小さな悪魔たち、最後には本州のどこまで北上するのかが虫屋の話題になりつつある。
  


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毎日のようにみるキオビエダシャクの成虫、とってもきれい

キオビエダシャクMilionia basalis pryeri
シャクガ科 琉球列島、九州、台湾、東南アジア

 今年は5月からどこでもキオビエダシャクが飛んでいる。ある家の庭にあるイヌマキは葉が1枚もなかった。まるで枯死しているかのようだった。
 恩師の先生からも、庭のイヌマキに発生していてどうにかならないのかとの話があった。どうやら、今年はものすごい大発生のようだ。
 数年に1回の大発生は恒例になりつつある、そういえば妻の実家のイヌマキはどうなっているのだろう。フマキラーでやっつけるというのを思い出した。
  


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2012年06月20日

カバマダラの幼虫初見


またたくまに葉を食べて成長し蛹になり羽化していく

カバマダラAnosia chrysippus
マダラチョウ科 沖縄島,宮古島,石垣島,竹富島,黒島,小浜島,新城島,
  西表島,波照間島,与那国島,北大東島,南大東島

 18日、ついに浦添大公園にカバマダラがやってきた。トウワタの葉を食べる幼虫たちが観察されたのだ。
 カバマダラはいつも身近にいるので年十沖縄にいるもと思っている方がほとんどだ。ところが、もちろん冬を越して春も成虫が飛んでいることもあるが、たいてい5月下旬ころから6月にかけて、南からやってきているようなのだ。いま、いろいろな昆虫たちが南から、北から新天地を求めて移動している事実が判明しつつある。
 沖縄島を含む琉球列島が、生物たちの移動する回廊的な役割を果たしているという方もいる。新天地を求めて旅をする。ロマンあふれるなー。何月まで観察されるか見守ることにした。
  


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ホルトノキの花は白くてフリルがついていてかわいらしい

ホルトノキElaeocarpus sylvestris
別 名 モガシ、ツグノキ
方言名 ターラサー、ターウルサー、ターラシ、ツンナマギ、ビーマツマヤ
ホルトノキ科 関東南部~九州、台湾、中国、琉球列島に分布

 ホルトノキの白い小さな花たちが咲き始めた。花弁の先はギザギサのようなフリルがついていてかわいらしい。香りもあるのか、虫たちがよってきていた。
 ホルトノキの方言名「ターラサー」は、田の緑肥として使われたことからつけられたようだ。他の方言も同じ理由かもしれない。
 ホルトノキについては資料に次のように書かれている。
 常緑広葉樹で高さ25m余り、直径1mに達する。樹皮は帯灰色で滑らか。葉は互生、小枝の先に集まり、落葉前に紅葉する。そのため、ハゼノキとよく混同する。花序は総状で小さな白い花を無数に咲かせる。果実はオリーブの実を小型にした長楕円形で、長さ1.5~1.8cm、青黒く熟する。開花期6~8月。結実期10~12月。移植は3~6月、10~12月。剪定期は2~3月。施肥期は2~4月。
 苗を作り防風林に使う目的で種子を採取して、苗を作っている作業を見たことがある。発芽率はよく、苗の成長も順調で、2年生苗を露地に植え、5年生では街路樹に植栽できる大きさまで育っていた。
 浦添市の市木。昔から「カリーノキ」縁起の良い木として屋敷に植え、新年の「若木」として床に生けたり、神に供えたとあるが、かつて市民だったのにやったことはない。もっぱら枝・葉を畑にすきこんだぐらいだ。それとサンサナーがたくさんとまる。
  


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 リュウキュウウラナミジャノメYpthima riukiuana
タテハチョウ(旧ジャノメチョウ科)科 
 沖縄,渡嘉,阿嘉,屋嘉,座間,慶留,久場,安室島に分布

 5月22日、大宜味村の山中で1頭のリュウキュウウラナミジャノメを観察することかができた。個人的な、初見として記録した。
 虫仲間の集まりで、5月22日は少し早いのではと報告したら、私はどこそこで、それより以前に観察した。私もと意見が相次いだ。5月の下旬からの成虫出現と考えていたが中旬頃には羽化が始まっているのかもしれない。
 6月中旬に同じ場所に行きたいと思っていたが、天候が悪く、たまたま晴れても都合がつかず下旬になりそうだ。成虫の最盛期は過ぎているので、おそらく個体数も少ないに違いないと予想している。
  


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2012年06月17日

リョウリバナナ収穫


リョウノバナナの果実は青緑色で角ばっている


房が大きいリョウリバナナ、とにかく重い

リョウリバナナMusa × paradisiaca
バショウ科 リョウリバナナ

 先日、幹がバナナの重さで45度にも傾いたので、これ以上無理と収穫された。支えを入れて、そのまま熟させたら、かなり甘いに違いない蛾、台風4号が明日にも接近する予想だ。
 リョウリバナナは最近、ほんとうにあっちこっちで見かける。シマババナナの苗と売っていたものから、順調にそだったらリョウリバナナに変身している事例もあった。とにかく性質は強権で育てやすく実つきが良い。沖縄での利用方法をいろんな方に聞いてみると、なんと料理には使ってない。完熟させて食べていた。熟すると酸味と甘みが強く、ねっとりしていて、美味しいというのだ。市販のバナナには味わえない、食味が人気だ。
 見ての通り、青採り。熟すのはいつになるかわからないが楽しみだ。妻が実家のリョウリバナナがかつてない豊作と言っていた。今日、台風の来る前に収穫してというらしい。リョウリバナナ三昧の日々の予感。  


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クチナシの中味を食べて蛹化

イワカワシジミ Artipe eryx okinawana
シジミチョウ科
 奄美大島,徳之島,沖永部島,沖縄島,古宇利島,伊江島,
 渡嘉敷島,阿嘉島,久米島,宮古島,多良間島,石垣島,
 小浜島,西表島,波照間,与那国島に分布する。

 先日、クチナシの実を観察していたら、穴が開いている実がいくつも、幼虫がいた。久しぶりに、飼育してみるかと持ち帰った。
 で、小さなカップ容器に穴の開いたクチナシを入れて、予備に穴のないクチナシの実を追加していく。これが、とても簡単、実をつぎ足すだけでいい。幸い、今年は実が豊作。いくらでもある。もしかして、久しぶりの大発生になるかもしれない。
 蛹化した蛹は、昨日と今日羽化した。尾状突起のきれいな個体。ごめん、久しぶりに標本作りをしてみるかとカップを冷凍庫にいれた。  


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2012年06月15日

斑入り探検隊


シロノセンダングサの斑入り、よく見つかる


ホウキギクの斑入り、これは初めて見た

 植物の斑入りが好きなことは、何度も登場している。どこに行くときも、目は植物の葉に行き、虫や花、その他動物たちと動くものに興味が引かれる。人はというと関心がない。
 散策しながら路傍の雑草たちを念入りに見ていくわけだ。こうした地道とも思える動作は周辺の環境の変化を微妙に察知しているのだと、勝手に思っている。
 いい日というのがある。ついている日。宝くじを買う日とか。この日はものの十数分で二つの斑入りを見つけてしまったのだ。でも宝くじは買いませんでした。斑入り探検隊は毎日のように続いている。  


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黒紫色の実をつけたツルムラサキ

ツルムラサキ(蔓紫)Basella alba
英名 Indian spinach, Malabar spinach
方言名 じゅびん(地紅)
ツルムラサキ科 東南アジア原産

 浦添大公園にあるツルムラサキの実が黒紫色に熟していた。
 実はこの実、かなり色がつく。どれくらいなのだろうかと指でつまんでつぶしたら、黒紫色に指が染まった。そのままにしていたら、かなり残った。シャツについたこともあってこれも、残った。洗濯しても残っていた。
 せっかく見つけたツルムラサキなので、若い葉は食べたいのが人情。一応紫の実が落ちついたら、新芽が伸びて柔らかい葉がつくはず。その時には採取して試食してみようと思う。
  


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コブラと呼ぶツマベニチョウの幼虫


ギョボクの葉をたくさん食べて蛹になる前

ツマベニチョウ Hebomoia glaucippe liukiuensis
シロチョウ科
 奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,伊良部島,来間島,
 多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,
 波照間島,与那国島,尖魚;九州南端,種子島,屋久島に
 分布する。

 ツマベニチョウの幼虫はコブラと呼んでいる。いつも撮影のときは頭部をあげて威嚇している状態がかっこいいと思っている。
 浦添大公園に植えられたギョボクには、たくさんの幼虫。これでは幼虫に葉を食べられて枯れてしまうと思い、一部幼虫を里にだした。一人は大先輩でたまたま公園を訪ねてきて、たまたま幼虫がいて多すぎると話したら、交渉が成立した次第。もう一方は親子、子供の学校にギョボクがあって観察に使うという。
 今頃、蛹になっている頃か。浦添大公園を含めて中部地域にはギョボクが少ないので、ツマベニチョの飛翔を見るのは珍しいことだと思う。このところ、毎日のように成虫が飛んでいる。小さな幼虫たちはまた、大きくなったしまった。大丈夫かギョボク。
  


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2012年06月12日

白い妖精たち


白い妖精のような花


群生していた

コヤブミョウガPollia miranda
ツユクサ科 奄美群島 沖縄 久米 石垣 西表 与那国

 5月26日、大宜味村の山中で白い妖精のように群れ咲いている場面に出会った。名前はコヤブミョウガだと思う。
 高さ50センチほどの草丈で、先端部分の花序に数個から十数個をつけていた。
 あいにくこの日の天候は悪く、雨上がりの一ひと時の観察だったので、詳しくはできなかった。
 次行く機会があれば、果実もぜひみたい。でも、アカマタを見た場所なので、今度はハブかもしれないとびくついている。  


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幼虫は葉裏に何匹いるのかな

ベニモンアゲハPachliopta interposita
アゲハチョウ科 与論,沖縄,宮古,大神,来間,多良間,石垣,竹富,
        小浜,黒島,鳩間,西表,波照間,与那国
        台湾、東南アジアに広く分布

 やんばるでウマノスズクサ科のリュウキュウウマノスズクサのハウ葉裏でアゲハチョウ科のベニモンアゲハの保育園を見つけた。
 見つけたのは偶然。葉先がかけていたので、よくよくみたら葉裏に幼虫たちがいた。曇っていて今にも雨が降りそうな天気で風も強い。なんとか撮影に挑戦したが、これが限界。
 6月の下旬、再び訪れようと計画している。保育園は解消し、大きな幼虫化算木になっているかもしれない。山歩きは暑くつらいけど、楽しみにすると楽しい。
  


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シロノセンダングサを訪れたイワカワシジミ


林道沿いの風景、こんな場所が好みだ

イワカワシジミ Artipe eryx okinawana
シジミチョウ科
 奄美大島,徳之島,沖永部島,沖縄島,古宇利島,伊江島,
 渡嘉敷島,阿嘉島,久米島,宮古島,多良間島,石垣島,
 小浜島,西表島,波照間,与那国島に分布する。

 最近、イワカワシジミの成虫を2-3回見ている。これまでの経験から、年間に数回なので今年は高い頻度なる。
 このイワカワシジミ、幼虫はクチナシの蕾と実を食べる。実と言っても中味のほうだ。この時期に実は青く肥大する。栄養満点なのかはわからないが、幼虫たちの数はどうなのだろうと目につくクチナシの実を見ると、確かに丸い穴が開いているのが多い。実を開くと幼虫がいた。間もなく蛹になる大きさだ。
 クチナシの実を見ている限り豊作。食べられている実は多い、6月中旬からは緑の翅が乱舞する様子を想像している。
  


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2012年06月09日

斑入りのアカギの葉


アガキの斑入り、きれいだと思うかな

アカギ Bischofia javanica
方言名 アカギ、アカツギ
英名 Java bishopwood,toog  中国名 重陽
トウダイグサ科 沖、台、インド、マレーシア、ポリネシア

 斑入り植物は貴重価値ときれいだという理由で、愛好者は多い。でも、ウイルス由来ではないだろうかと思うのはたくさんあるのだろう。その例を一つ。
 アカギの緑の葉に白い筋状の斑紋。一見斑入りに見えるのだろうが、たぶんウイルス由来と思われる。新芽はいじけて伸びず、株全体に元気がない。
 今日も見たが相変わらずだ。でも、変わったのは好きなのでこのまま観察することにしよう。シロノセンダングサ、ホウキギクを一昨日見つけて楽しんだ。探せば斑入りはあるものだ。
  


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翅にマーキングした個体


マーキングした個体が休んでいた

アサギマダラParantica sita
マダラチョウ科 奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,
 黒島,西表島,鳩間島,波照間島,与那国島,北大東島,南大東島,
 北海道,本州等に分布する。

 5月は糸数城跡と中城の森でアサギマダラにマーキングをした。
 去年の秋から晩秋にかけては日本各地からのマーキング個体が捕獲され、感激の年だった。今度は沖縄から北上するのを証明するために、マーキングを行わなければならない。幸い、少ないとはいえ例年になく沖縄の個体数は多かった。N先生は与那覇岳のポイントを見つけ、数百もの個体にマークをしている。だいぶ劣るが、私も数十個体に行うことができた。
 今頃、マークした個体はどの辺まで到達したのだろう。毎日のようにアサギネットで配信されてくるたびに、沖縄の個体が混ざってないかを楽しみにしている。
  


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