てぃーだブログ › 浦添大公園友の会 › 2017年09月



モンキチョウColias erate
シロチョウ科 沖縄では久米,宮古,石垣,西表,波照間,与那国,北大島,       
南大島、北海道~九州、国外では中国大陸に分布

 今日(9/29)の午後、中城公園の芝生地帯に北風とともにモンキチョウがやってきた。旅の疲れか、飛び方はいつもよりゆるやか。直ぐに止まったので撮影出来た。
 先日からか、北風が吹き朝夕方が涼しくなってきたし、日中の強い日差しのなかでも空気は乾燥気味で気持ちが良い。前回のアカタテハに続き、モンキチョウもやってきた。次はキタテハ、ツマグロキチョウ、そして期待のマーキングつきアサギマダラの飛来が待ち遠しい。
 目印は、北からやってくる渡り鳥たち、もうすぐサシバもやってくるはず。ワクワクする毎日が始まる。
  


Posted by まさぼー at 14:55Comments(0)



ライマメ(リママメ)Phaseolus lunatus
英名  Lima bean
マメ科 熱帯アメリカ原産
 
 フェンスに這わして育てているライマメに待望の莢がつき始めた。
3月24日に種まき、4月に定植しフェンスに這わしてきた。花は7月中旬より咲き始めたが、結実してこなかった。
種を提供した方々も花は咲くけど莢が出来ないのはなぜなのだろうと言っていた。そのうち付くはず、と答えてきた。シカクマメも短日になる今頃から花がたくさん咲き、莢を付け始める。同じかもしれないと、思った。
 楽しみはマメを食べる事だ。どんな味がするのだろう。  


Posted by まさぼー at 07:45Comments(0)植物


レモンの花、香りが良い

肥大中の実、長楕円形

タイ料理のサラダに使ってみようかと思う

 先日、友人のOさんからレモンの実をもらった。その果実を熱帯果樹に詳しいTさん見せたら「ベルナ」ではないかとのこと。特徴は香りがよく果汁も多いという。
 このレモンの「ベルナ」、Oさんより挿し木苗をゆずってもらい鉢植えで育てている。3年目にして花が咲き、果実も付けている。4年目の今年、寒風や葉もぐりハエの被害を受けて、成長はよくなかったが、今月に入り調子が良くなってきた。
 挿し木も簡単なので、発根したら鉢上げしては知人らに配っている。最初の実は料理にも使い、好評だった。そこで来年の2月に野草料理の試食会が企画されている。使ってみようかと、思案中。
 
  


Posted by まさぼー at 13:58Comments(0)植物



熱心に聞き耳をたてる会員たち

会員もちよりの苗配布、かなりもりあがる

 今日の午後、中城公園「会議室」で開催された沖縄有用植物研究会主催の「中央卸売場の魅力と上手な付き合い方」と題する講座を聞きに参加した。
 講座は中央卸売場の役割を一般の方々にわかりやすく説明し、役割の大事さを伝えるとともに、沖縄の農家の取り組みを知ってもらうのがねらい。生産と流通では、マンゴーの清算高と価格の変動の話は、面白かにった。市場に入荷する日の量が目安になり、平均の価格がきまり、次の入荷と価格の予想をする。農家、仲買人、販売する方々の、思惑の読み解き方が、面白かった。やっぱり、信用が第一なんだと実感。
 主題より、サプライズの話がもっと面白かった。マンゴーの次に来るモテキの熱帯果樹の話は、かつて食べたことが何度もあり、今頃なのかと親近感が湧いてしまった。

 
  


Posted by まさぼー at 19:59Comments(0)その他

キンググワバの実生苗、これから鉢に植え替える

コンブレツム・コンストリクツムの苗、数日のうつに鉢増しするつもり

 19日、友人のOさんからキンググワバ、コンブレツム・コンストリクツムの苗が届いたので、わくわくしている。
バンシルー(グワバ)は妻の好物、このところ実の時期なので毎日のように数個ずつ食べている。実はいろいろに所から調達しているので、酸っぱいものから甘い物まであって楽しいという。
 今度手に入ったキンググワバは実の大きさがリンゴのように大きくなり、種の入っている部分は狭く、果肉が厚いのが特徴。完熟してから食べるのではなく、食後のデザートに果肉をガリガリと食べるのが、良いらしい。また、実の時期は気温の低い季節まで続き、ほぼ年中だ。
 一方、コンブレツム・コンストリクツムの花の画像を見たら、なんときれいだこと。来年には咲かせたいと思う、頑張って肥培する。開花が楽しみだ。
  


Posted by まさぼー at 10:27Comments(0)植物



アカタテハ Vanessa indica
タテハチョウ科 沖縄島,久米島,宮古島,多良間,石垣島,
 竹富島,小浜島,黒島,西表島,鳩間島,波照間島,
 与那国,北大東島,南大東島,尖閣諸島

 18日の朝、とっても久しぶりにタテハチョウ科のアカタテハが朝食に来園した。
 記録を調べたら、去年の9月1日以来の約1年ぶりだった。そんなに見なかったのかと驚きの感想。そういえばこの夏、アカタテハはほとんど見ていない。多いはずの浦添大公園でもだ。9月に入り、台風18号の襲来の際、北風の吹く日々があった。もしかしたら、北の地域から飛来したのだろうか。
 猛暑の続いた日々で、草木が弱っていたがこのところの雨と夜温の低下で、息を吹き返してきた。10月には、アカタテハをはじめ公園内もチョウで賑やかになっていることだろう。  


Posted by まさぼー at 14:39Comments(0)

2017年09月17日

野山遊びの秋の訪れ

猛暑の続く日々、野山は秋の訪れを告げる変化が起きている。その3つを紹介してみよう。
まずはゲットウ、9月に入ってから緑色の実が黄色から赤に変化してきた。まだ一部だが、徐々に赤色が増している。


二つ目はテリハツルウメモドキの実がはじけ始めた。小さな緑色の実は、完熟するとはじけ、鮮やかな橙色の種が目立ち始める。藪の中ではけっこう目立つ。


3つめはクロヨナの花。毎年9月から咲き始めるのだが、場所や何処に生えているのかによってまちまちで、一斉ではないようだ。開花下を歩くと、甘い香りがして良い気分がする。


 日中の最高気温は相変わらず高く日差しも強い。でも、夜明け前の気温は低くなり、涼しく感じる。日が暮れるのが早くなったし、夜明けも遅くなった。確実に、山野遊びに良い秋に近づいている。
  


Posted by まさぼー at 15:14Comments(0)植物

アオビタイトンボ

ギンヤンマ

 昨日の午後、中城公園のバックヤードを散策していたら、公園では珍しい2種のトンボを観察した。
ひとつ目は、アオビタイトンボで2015年10月21日以来の2回目。このトンボの特徴は額にある青色の斑紋。オオシオカラトンボを小さく感じだ。止水性なので、中城ダムに棲息しているのかもしれない。
 もう一つはギンヤンマ。沖縄本島で普通に見られるリュウキュウギンヤンマに比べて、わずかに小さい。移動性のあるトンボとして知られていて、去年も長期間、公園内を飛んでいた。今年はもう来ないのかと思っていた矢先に、見つかった。しばらくは、観察できるのかもしれない。
 台風18号が過ぎて、北風が吹き始めたら、別のトンボも探してみたい。北から旅をして来てないかなー。
  


Posted by まさぼー at 10:33Comments(0)蝶以外の昆虫
 11日、友人のNさんと一緒にやんばるで真夏の花・オナガエビネを観賞してきた。


山に入って最初に出会った花は、標準の青ムラサキ色、林内に差し込んだ陽を浴びて美しかった。

次は花の寿命が最後なのだろう、リップが淡い橙色。林内では妖しい美しさだ。思わず、「珍しい花見つけたよ」と友人に声をかけてしまった。

最後に出会ったのは真っ白に近い、とっても淡い色の花。林内ではとても目立っていた。





谷間の各所に、トキワヤブハギの桜色した花たちの舞い。秋に熟す、タンゲブの花が咲き始め。ヤンバルアワプキの葉を綴って潜む、真っ赤な頭をしたアオバセセリの終令幼虫がいた。ツルランは1株だけ咲いていた。

 林内の山道を歩くと、とっても蒸し暑く、涼しい風もないので、とてもきつかった。涼しくなってからまた行きたい。
  


Posted by まさぼー at 09:54Comments(0)植物

作業会の記念撮影

球根と鱗片の植える方法を説明

キバナノヒメユリの球根を植える前


 9月10日午前、南城市つきしろ区の公園の一角で6月26日にキバナノヒメユリを植え付けた場所、観察会&作業会があったので参加した。
 有用植物研究会と区民合わせて20数名が、植えつけた場所の除草をした。全ての草を取り除くのではなく、生育を阻害するものだけ取り除いた。なかでも一緒に生えているチガヤは極力残すようにした。花は2輪しか残ってなく、最盛期は過ぎていて、花後の果実が多いことからよく咲いていたのを想像した。
 研究会のAさんが鱗片、球根の植える方法、育て方の詳細を解説してくれた。説明を聞いて、区民からは、家庭でも咲かせることができるようにしたいとの申しでもあった。
  


Posted by まさぼー at 14:41Comments(0)植物

花と莢をつけたエビスグサ

エビスグサの細長い莢

エビスグサの種

エビスグサCassia obtusifolia
方言名 チャーギー(宮古、多良間)、チャーマーミ(首里)、ハブチャ(石垣、西表、多良間)
マメ科 各島、南米原産

 鉢植えで育てているエビスグサの栽培に成功、莢の種が成熟してきた。以前から育ててみたい植物だったので、花から莢を観察出来たのは、嬉しい。
 このエビスグサ、2015年12月に中城村の畑畦だ見つけ種を採取し保管していた。播かなくてはと思い出し、5月中旬に播種し、6月に入ってから苗を鉢上げ。成長のたびに鉢を大きくし、8月上旬に黄色い花が開花、細長い緑色の莢を付け始めた。莢は9月上旬に入り、成熟するものがでてきた。莢は長さ12~14cm、種子は茶褐色で長さ5mm。
 成熟した莢は採取し続け、来年の初夏に再び播いてみようと思う。種はたくさん採取出来そうなので、知人にくばりまくるつもり。
  


Posted by まさぼー at 10:41Comments(0)植物

発根し新芽がでたニッケイをようやく鉢に植えることができた

ニッケイ Cinnamomum sieboldii
方言名 カラキ、カラケ、ハラギ
英名 cinnamon
クスノキ科 徳之島、沖縄島、久米島、石垣島に分布

 5日、鹿沼土に挿し木していたニッケイ、新芽がでて発根している5本をようやく鉢に植えることができた。
このニッケイ、発根がとっても遅い。挿し木したのは去年の11月30日、発根までになんと10ヶ月かかってしまった。これまでにも挿し木を数回したが、遅い記録になった。また、挿し穂は50数本の内に残ったのは20本ほど。生存率も悪い。生き残りが発根してくれば順次鉢に植えていくが、最終的に何本のこるのだろう。
 今回挿し木したニッケイの葉は甘味、辛みが最も優秀な木。有望なので、なんとか増やしたいと思っている。次回は年が明けてから、1月頃再挑戦したい。
  


Posted by まさぼー at 07:28Comments(0)植物


■開催日時: 9月9日(土)9:30~11:30
■場  所:中城公園(管理事務所前集合)
■参加対象:大人
■参加料 : 1000円(資料、保険料込み)
■参加定員: 15人  ※定員に達しだい閉めきります。

中城園内を散策しながら生育する植物に関する様々なエピソード、見つけた昆虫について解説します。
公園内に育つ帰化植物は、駐車場周辺に多くみられます。沖縄での生育状況を解説します。散策路沿
い山手には在来、帰化ともに生育し、沖縄各地での植生縮図のようです。現在の自然の状況は、身近
ら観察し、公園散策の楽しみが増えるものと思います。

問い合わせ・参加の申し込みは中城公園管理事務所 098-935-2666
  


Posted by まさぼー at 07:27Comments(3)その他



 なんと、可憐、しばらく眺めていたキバナノヒメユリ。
 9月3日、南城市つきしろ区の公園の一角に、キバナノヒメユリが咲いていた。6月26日、沖縄有用植物研究会、つきしろ自治会員30人余りが参加して球根を植えつけたもの。
 開花数は少なく、すでに散っていて莢ができている株もあった。たくさん植えた割に、花数は少ないと思った。生育途中に様々な障害があったことが想像される。
 今月、生育を促す除草作業会が予定されている。参加するつもりだ。  


Posted by まさぼー at 10:14Comments(0)植物

工事の看板

遊具広場の芝生養生

 浦添大公園の「憩いの広場」に新設された遊具広場は、芝生養生と園路工事開始のため、使用がしばらく出来そうにないことが分かった。
 園路工事は年明けの1月7日まで行われる。工事が完了してからの遊具使用なので、しばらくは見るだけになりそう。しかし保育園や幼稚園のお別れ遠足、新学期の春の遠足には遊べるはず。楽しみにお待ち下さい。
  


Posted by まさぼー at 08:46Comments(0)その他

オオヤブツルアズキの花の蜜を吸う成虫

オオヤブツルアズキの花を開いたら幼虫がいた

オジロシジミEuchrysops cnejus
シジミチョウ科 沖縄,浜比嘉,津堅,宮古,石垣,竹富,小浜,黒,
          西表,波照間,与那国,北大東から記録がある

 31日、オジロジジミの幼虫の食べるオオヤブツルアズキの生育する場所を散策中、成虫を見つけて驚いた。中城公園では3年目にして初めてだったからだ。おぅーっと心で叫び、直ぐにカメラをバックから取り出し撮影した。
 オジロシジミを最後に見たのは、去年の10月16日、国頭村辺戸でのこと。このときは、タカナタマメの花で幼虫を観察した。ひさしぶりなので、成虫の飛ぶのをしばらく眺めていたら、幼虫はいるのかなと思い、花を開いたらいた。花の付け根には小さな卵もついていた。
 オオヤブツルアズキは、雨が降り生育がよくなれば花も多くつくはず。そうなればオジロシジミも増えてくるなー、楽しみ。

 
  


Posted by まさぼー at 06:55Comments(0)