てぃーだブログ › 浦添大公園友の会 › 2017年08月



 8月19日、名護城公園の「せせらぎ水田の田植え」が行われた。
 去年は水田を休ませてから草花の種を蒔いて楽しんでもらった。今年は地力が回復と二期作が出来る準備
が出来たので、稲が植えられた。
 順調に育てば、稲刈りは11月下旬頃の予想。収穫までには水田雑草との競争、病害虫との戦い。台風襲来による被害がなければ、きっと実り豊かな黄金穂がみられるはず。名護城公園に行った際はぜひ、せせらぎの水田も人目見て見守って下さい。  


Posted by まさぼー at 09:10Comments(0)植物




■開催日時: 8月27日(日) 9:30~11:30
■場   所: 浦添大公園(管理事務所前集合)
■参加対象:大人
■参加料  : 1000円(資料、保険料込み)
■参加定員: 15人  ※定員に達しだい閉めきり
■講 師: 比嘉正一(学芸員 )

緑一杯の浦添大公園、周囲は住宅地として開発され、いまや生物たちの聖域という人もいます。
公園内を散策しながら、生育する植物に関する様々なエピソードを話し、解説致します。見つけたチョウ等の昆虫は、長年の観察結果を踏まえて詳しく説明します。
浦添大公園の植物達は、戦後回復して様々な姿で見る事が出来ます。巨大なガジュマルや太っているアカギも戦後育ちです。植生について、一緒に観察します。
 参加申し込み 浦添大公園管理事務所 098-873-0700
  


Posted by まさぼー at 11:36Comments(0)その他




イタジイCastanopsis sieboldii
 別名 スダジイ
 方言名 シィ、シィギ、シィージャーギー、シィージャ
 ブナ科 日本、沖縄、東南アジアに分布

 デージィウフサヌ、ディキトーン。 
 23日、名護城公園にイタジイのドングリ実付き具合を見に行った感想。まだ、台風が来てないせいか、ドングリの実の付き具合がとても良い。大きな被害がなければ、11月の自然観察会には、どんぐり拾いができそうで楽しみ。
 名護城公園イタジイのドングリは、このところ不作が続いていて、実がつく木は限られているようだ。観察していると、花はたくさん咲くのだが、実が付くまでに至らない木は実に多い。
 台風シーズンは続く。知人によれば、大きな台風襲来の予感がするという。ヒカンザクラの葉は色付いて落ち始めているので、サクラ開花には影響なさそうで、このままだと年明けの開花は多い見込み。
  


Posted by まさぼー at 09:26Comments(0)植物




ウスイロコノマチョウ Melanitis leda
タテハチョウ科(ジャノメチョウ亜科)
奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,小浜島,西表島,
  波照間島,仲神島,与那国島,北大東島,南大東島、北海道,本州,
  四国,九州,東洋区に広く分布

 22日、中城公園散策路に生えているパラグラスの葉にいるタテハチョウ科のウスイロコノマチョウの若令幼虫を見つけた。
 中城公園は本種の生息地で、成虫の数は多くなく、時々見つかる程度。そのためなのだろうか、幼虫もたまにしか見つからない。そのたまにが、昨日だった。
 パラグラスは群落で繁茂しているので、探そうとしてもそう簡単ではない。見つける事が出来たのは、葉に食べられた痕(食痕)があったからだ。幼虫は頭部が黒く、体の部分は白っぽかった。葉を食べて大きくなるにしたがい、黄緑色になる。
 無事育ち羽化する頃は、涼しい秋になっているのだろう。翅色のきれいな秋型が見たい。  


Posted by まさぼー at 14:27Comments(0)



オオバナサルスベリLagerstroemia speciosa
ミソハギ科 熱帯アジア原産
別名 ジャワザクラ
英名 pride-of-India,gueens crape myrtle

 鉢植えのオオバナサルスベリが満開だ。このサルスベリ、少し変わっている。通常だと街路樹に植えられていて、高さ数メートルに成長した枝先に咲いているのに対し、鉢植えで咲かせる事ができる優れ花木。
 一昨年、知人より「上等、新品種だからあげる」と持ってきてくれた。去年は苗が小さかったのでこのまま咲かせて、成長するのを待った。今年に入り、新芽が出る前に尺鉢に植え替えて、成長を促し、開花を待っていた。よく咲いてくれたので、期待通りで嬉しい。
 この花を見た方々から、「苗が欲しい」との要望が数人からあった。開花後、枝を挿し木したいと思っている。うまくいきますように。
  


Posted by まさぼー at 11:06Comments(0)植物



カワカミシロチョウAppias albina
シロチョウ科 ト列,奄美,徳之,与論,沖縄,宮古,伊良,池間,来間,多良,宮水,石垣,
         竹富,八黒,西表,波照,与那;九,屋;台湾,フィリピン

 カワカミシロチョウがまだいたので、少し驚きだった。
 昨日、中城の森を散策したときのこと、カワカミシロチョウは林道沿いに育つ樹木の葉に止まった。地上から約1メートルと低い。飛び立つ様子もないので、カメラを取りだし、至近距離から撮影した。さらに進んでいくと、2頭の飛翔をみたが、森のなかに消えて言った。この様子だと、しばらくは観察できるのかもしれないと思った。
 2014年に1頭、2015年は沢山、2016年1頭、そして今年は7月4日を最初に観察された数は多い。かつて、カワカミシロチョウは頻繁に飛来するチョウではなかったが、ここ数年連続で記録されている。なんかプレミア感がなんとなくなりつつある。
  


Posted by まさぼー at 14:33Comments(0)

交尾中のヒメシルビアシジミ

ヒメシルビアシジミZizina otis riukuensis
シジミチョウ科 奄美大島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,宮古島,石垣島,
          竹富島,小浜島,黒島,西表島,鳩間島,波照間島,
          与那国島,北大東島,南大島、台湾等に分布

 中城公園内に生息するヒメシルビアシジミが勢力拡大中だ。
 7月から食草のマルバダケハギの育つ場所で数匹飛び回っていたが、8月に入り毎日のように飛び交う数が増えてきている。他のチョウたちが猛暑と干ばつで数が減っている中、とっても目立つ。といっても小さなチョウなので、観察していても、よく見ていないと見逃してしまうかもしれない。
 マルバダケハギの花数が増え、幼虫の食べる莢も増えてきた。でも観察には注意が必要。炎天下なので、夢中になると、頭がクラクラするんだ。
  


Posted by まさぼー at 07:40Comments(0)
 乳幼児遊具、幼児遊具の2つのエリアに分けられていて、年齢に応じた遊具が盛りだくさん。
現在、最終的なチェックが行われていて、供用開始はまだだが、間もなくなのは間違いない。
立ち入りは出来ないが、周囲から観賞はできる。
 とにかくとっても色鮮やかできれい。こどもだけでなく、大人でも胸高鳴る場所だ。









  


Posted by まさぼー at 07:44Comments(0)その他

ニッケイの差し穂にやっと新芽がでてきた

ニッケイ(オキナワニッケイ)Cinnamomum sieboldii
方言名 カラキ、カラケ、ハラギ
クスノキ科 徳之島、沖縄島、久米島、石垣島に分布

 去年の11月29日に挿し木したニッケイの差し穂から、一部ようやく新芽が伸びてきた。通常だと、1月挿し木、3月に新芽と根がでて5月に鉢上なのだが、今回はとっても遅い。ニッケイの挿し木は難しいと再確認した。
 差し穂の状態で発根するかしないかが、だいぶ影響すると思った。11月にもらった枝は伸長した部分で完熟してなかったかもしれない。挿し木した用土の状態、場所ともよくなかった、過去2回では20数本の内6割ほど発根。今回は50本が10数本しか残ってない。しかもまだ発根してない。全ての差し穂に新芽が伸びてから、掘って発根を確認したいと思っている。
 この差し穂は、これまでのニッケイ葉のなかで最も辛み・甘みが強く、優良な株。増やして、保存につなげるのがねらい。苗にするまで、あと一踏ん張り。毎日2回ほど水やりをしなくては。  


Posted by まさぼー at 09:54Comments(0)植物

まるまると太ったフタオチョウの終令幼虫、蛹化までもうすこし

 今日現在、タテハチョウ科フタオチョウの幼虫は終令になり、2匹が生き残った。
幼虫の観察は、7月13日から中城公園散策路沿いに育つクワノハエノキ葉上で始まった。2箇所で見つけ、それぞれに小さな幼虫数匹だった。数匹としたのは、孵化した幼虫は弱いのか、翌日にはいないことがたびたびあった。最も多かったのは7月26日の6匹で中令になっていた。
 幼虫を攻撃するのは鳥、クモ、アリ、カマキリ類などと想像する。肉食性のツユムシの仲間も危険なのかもしれない。蛹化、羽化は見届けたいなー。
 
  


Posted by まさぼー at 11:01Comments(0)

手前ンム、左手はローゼル

ゴーヤーの苗

モーウイの苗

 5月にンム、ローゼルの苗を、7月中旬にモーウイ、ゴーヤーの苗を植えたが生育が良くない、惨敗だ。
7月にまったく雨が降らない。苗を植えたので水やりするのはあたりまえだが、植えた畑が遠いためにそう簡単にはいかない。台風だのみだったが、あてが外れた。放置農法はダメダメだった。
 ンム、ローゼルともに11月には収穫したいと思っているが、12月にずれ込みそう。美味しいタピオカも12月は収穫。まモーウイ、ゴーヤーはあきらめることにした。秋に大好きな豆類を播く計画だ。
  


Posted by まさぼー at 16:13Comments(0)植物



 ハイビスカスの原種クレイの花が咲いた。思っていたより、きれいだ。
このクレイ、友人が庭で育てていて、枝をもらったのを挿し木して育ててきた一株。ハイビスカスの原種は発根しにくく、育てにくいといわれていた。挿し木したら発根したので鉢上げ、こまめに水やりをして枯らさないようしてきた。当初、秋になってから咲き始めるのではと考えていたが、他の株も蕾を複数ついているので、待たずに咲くようだ。
 クレイの花色は桃色だった。変異もあるようなので、他の株の開花も楽しみにしている。
  


Posted by まさぼー at 09:25Comments(0)植物




エビスグサCassia obtusifolia
方言名 チャーギー(宮古、多良間)、チャーマーミ(首里)、ハブチャ(石垣、西表、多良間)
マメ科 各島、南米原産

 春に種をまき、発芽した苗を鉢植えにして育てているエビスグサに黄色の花が咲きだした。この仲間はだいたい同じ色の花が多い。以前、ハブソウを育てたことがあるが、やっぱりおんなじ感じだった。
 エビスグサは高さ0.5-2mに成長、直立性の草本または亜低木で葉が偶数羽状複葉。莢は長さ10-18cm、径4-6mm。
栽培及び野生化しているとあるが、沖縄島では少ない。
 栽培の目的は花を咲かせることと、シロチョウ科ミナミキチョウの食草(チョウの幼虫が食べる植物)としての検証。今のところ2つの目的は達成している。  


Posted by まさぼー at 09:58Comments(0)植物