› 浦添大公園友の会 › 2016年11月
オオゴマダラIdea leuconoe clara
マダラチョウ科 小宝,奄美,喜界,与論,沖縄,伊是名,古宇利,
伊江,水納,瀬底,伊計,浜比嘉,渡嘉敷,久場,
安室,久米島に分布
中城公園散策路沿いに繁茂しているツルヒヨドリの白い花が満開し、オオゴマダラが夢中になって訪れている。
オオゴマダラは今まで園内で見る事は少ない。訪ずれる花が少ない。食草のホウライカガミが散策路沿いに生育がないからだ。ところが、ツルヒヨドリが咲き始めた11月初旬からほぼ毎日のように見かけるようになり、当初1頭だったが、複数見かけるまでになった。
ツルヒヨドリは帰化植物で繁殖力が旺盛、短い期間に育ち山野の樹冠を覆ってしまい在来植物の生育を阻害している。そのため、研究者からは特定外来種になみに生態系を破壊すると、勢力拡大を警戒している。
オオゴマダラをはじめアオスジアゲハ、イシガケチョウ-、ルリウラナミシジミなども訪花している。チョウやその他昆虫たちの蜜源にもなっている。なんか複雑な気分。
1. 美しい花色の豊富なブーゲンビレアの世界、魅力について解説致します。
2. 植え替えから上手に咲かせるコツについて解説致します
3. 参加者全員に植え替え体験をしてもらい、持ち帰りして頂きます。
■開催日時:12月3日(土)13:30~15:30
■対 象:大人
■場 所:中城公園「会議室」
■参加 料:1000円 ■定員:30人 ※定員に達し第締め切ります
参加申し込み 中城公園管理事務所 (098)935-2666
※事前予約制、定員に達し次第締め切ります。
沖縄の代表的な花、ブーゲンビレアの鉢植えを植え替えて、うまく咲かせる方法について解説致します。
特に、鉢植えの用土や肥料をどのように使うのか、誘因・剪定時期や花芽をつかせたくさん咲かせるコツ
を丁寧に説明致します。
上手に栽培すれば年に3回は咲かせることができます。
美味しそうなのだが、毒豆とのことでだいぶ処理しないと食べられない。
ナタマメCanavalia gladiata
英名 Sword Bean
マメ科 熱帯アジア原産
ナタマメがじゃまと言って、捨てられていたので確保し種を採取するため持ち帰った。赤紫色のナタマメ種子は莢から取り出し、知人らに配っている。
このナタマメ、一昨年からフェンスに絡ませて育っていて、道路沿いにある畑の目隠しとして役立っている。若さやや若種を食べるためではない。ちょっとずれてシカクマメが栽培されていて、ものすごい量の莢がつき、毎日のように食べている。ただ、2日に1回は収穫しないと、育ちすぎた莢は食べられない。そのため、だいぶ捨てられてしまった。ナタマメのツルや莢がだいぶのぞかれたので、さらにシカクマメは勢力拡大し、若さやが多量につくものと予想している。
採取したナタマメ種子、まだ半分残っている。明日から、新しい人に会うたびに赤紫色豆外交をと、もくろんでいる。
レモンCitrus limon
英名 lemon 中国名 檸檬
ミカン科 インド原産
去年に続き、今年もレモンの実が黄色く色づいてきた。実の数増えている。
このレモンの木、2014年9月に挿し木4したもの。知人のOさんから苗をもらい、その木から挿し穂を採取し、挿し木した。発根はスムーズで、鉢植えにして順調に生育、現在の義母の庭に定植し、育ててもらった。心配なのはタイワンゴマダラカミキリの食害で、地際幹に入った幼虫は幹中の形成層を食べて枯らしてしまうからだ。
実は十数個ついている。黄色くなった実を採取した。小さな木なので、実が多いのは負担かもしれない。気温が低くなるにつれて、黄色くなってくる。しばらくは香りの良いレモンが楽しめそうだ。
使用禁止と掲示されたローラースベリ台
浦添大公園の子供たちに大人気の遊具・ローラースベリ台が、今使用禁止だ。
使用禁止の理由を管理人にたずねると、ローラーが摩耗して危険になったとのこと。ローラー摩耗の原因は設置してからの年数、利用者の人数に比例するとのこと。ここ数年、外国人が連日来園しての使用、さらに大人の多数利用も摩耗し劣化を早めたのではと推測されている。さらに、プラスチック製でお尻に敷くものもローラーを痛める原因なのだそうだ。敷かなくてもこどもたちは平気、大人は少し痛い、くすぐったいとの話を聞く。
これから涼しくなり、利用者が多くなるシーズンを迎える。早く修理して使えるようになってほしいと、子供達は願っているはず。
バウヒニア・アウレイフォリアBauhinia auriefollia
マメ科 タイ
本部町伊豆見、沖縄ではとっても珍しい植物バウヒニア・アウレイフォリが気温の低下で黄金色に色づき始めていた。かつて、愛好家憧れの植物なのだ。
原産はタイ。苗は10数年前に手に入れたと言う。鉢植えで育てていたが、地面に根を張り、他の植物に覆うようにして成長してきた。毎年のように気温が低下する今頃から新葉が黄金色が目立つようになり、その光景は美しい。毎年のように成長しているので黄金が広がっている。
持ち主のIさん。特に手入れはしてない。ヒカンザクラを覆っている。ハウスの屋根にも覆ってきた、どうにかしたいが、毎日見て飽きないというのでそのままとのこと。
展示室
展示の一部
やんばるの入口 沖縄の自然 図録表紙
やんばるの入口 沖縄の自然 図録掲載一部
沖縄市立郷土博物館第41回企画展「やんばるの入口 沖縄の自然」が、展示室で開催されていて、見学者や愛好者、研究者に好評だ。入館は無料。見学は9:00-17:00。月曜、祝日は休館。
図録も発行されている。価格500円。新種を含め沖縄市に生息するあらゆる生物たちが紹介されている。身近な自然を知るのに最適な1冊だ。また、随所にコラムが掲載されているので研究者の生態が知れて面白い。
小・中学校の生徒、親子、隣組、学童などでぜひ見学して欲しい。
ミカン類の接ぎ木シーズンになったので、行った。自己流なので少しだけ参考になれば良いと思う。
台木はシークワサー。シークワサーを食べたら種を鉢にまき、発芽してきたら鉢に植えて成長させる。2年生苗から接ぎ木の台木に使えるようになる。
接ぎ木に使う道具類をそろえよう。台木割や穂木の差し込み部分をカットするのに接ぎ木用ナイフが販売されている。カッターでも良い。穂木を台木に差し込んだら「メデール」でまく。成功したら融合するのでとりはずしはいらない。接ぎ木テープでも良いが、接ぎ木が成功したら外した方が良い。殺菌を目的にトップジンを塗る。蒸散防止にビニルキャップをかぶせる。柔らかいより、硬いのが良い。接ぎ木したら日付けと、接いだ植物の名前を書いたラベルをたてる。成功の是非の参考にする。
接ぎ木手順は画像の通り。
接ぎ木の道具
シークサーの台木を剪定バサミで切る
穂木を採取し、調整する
台木に差し込む穂木をナイフでカットする。乾かないようにする。
台木をナイフで割る
割った台木に穂木を差し込む
トップジンを塗る
メデールで台木に差し込んだ穂木を固定する
蒸散防止用にビニルをかぶせる
日付けの入ったラベルをたてて、成功を祈る
※なお、クメノサクラ、ミカン類の接ぎ木体験は12月18日午後、浦添大公園098-873-0700で行う。参加受付中。
台木はシークワサー。シークワサーを食べたら種を鉢にまき、発芽してきたら鉢に植えて成長させる。2年生苗から接ぎ木の台木に使えるようになる。
接ぎ木に使う道具類をそろえよう。台木割や穂木の差し込み部分をカットするのに接ぎ木用ナイフが販売されている。カッターでも良い。穂木を台木に差し込んだら「メデール」でまく。成功したら融合するのでとりはずしはいらない。接ぎ木テープでも良いが、接ぎ木が成功したら外した方が良い。殺菌を目的にトップジンを塗る。蒸散防止にビニルキャップをかぶせる。柔らかいより、硬いのが良い。接ぎ木したら日付けと、接いだ植物の名前を書いたラベルをたてる。成功の是非の参考にする。
接ぎ木手順は画像の通り。
接ぎ木の道具
シークサーの台木を剪定バサミで切る
穂木を採取し、調整する
台木に差し込む穂木をナイフでカットする。乾かないようにする。
台木をナイフで割る
割った台木に穂木を差し込む
トップジンを塗る
メデールで台木に差し込んだ穂木を固定する
蒸散防止用にビニルをかぶせる
日付けの入ったラベルをたてて、成功を祈る
※なお、クメノサクラ、ミカン類の接ぎ木体験は12月18日午後、浦添大公園098-873-0700で行う。参加受付中。
羽化して間もないキチョウ
オカミズオジギソウにいるキチョウの終令幼虫
キチョウEurema sp.
シロチョウ科 本州、四国、九州、南西諸島、東洋熱帯に広く分布
中城公園、黄色い翅が目立つ新鮮なキチョウのシーズンに入り、園内を飛び回っている。
発生を支えているのはマメ科オカミズオジギソウ。園内の至る所に生えていて、群生している所では、成虫が飛び交い、幼虫も観察出来る。
公園内では、季節によって幼虫の食べる植物を選んでいるようで、観察は楽しい。次はどんな植物に幼虫が見つかるのだろうかと、ワクワクしている。
17日、中城公園で見つかったモンシロチョウ
モンシロチョウArtogeia rapae crucivora
シロチョウ科
琉球列島では奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,多良間島,
石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,鳩間島,西表島,
与那国島,北大東島,南大東島に分布
17日、中城公園での遅いモンシロチョウの初見だった。
去年は9月30日に初見で、その後は観察できなくて、再び見ることができたのは11月17日だった。9月はフライングで、11月が同じ日になるのは驚きだ。
モンシロチョウの夏の生活史は、沖縄で厳しいと思う。幼虫の食べるアブラナ科が少ないからだ。幸いフウチョウソウ科ギョボクを食するのはわかっているので、細々と世代交代をしているに違いない。気温が下がってきてカラシナをはじめとするアブラナ科の野菜たちが出回るようになりはじめた。モンシロチョウの季節がやってきたのだ。
中城公園の管理をしているシルバーの一人は、今年の春はキャベツ畑をモンシロチョウだらけにしたので工夫をしたいと言っていた。野菜の植え付け時期で忙しいと言う。もうすぐ、野菜とモンシロチョウだらけの日々がやってくる。
ツマムラサキマダラ Euploea mulciber barsine
マダラチョウ科 沖縄島,石垣島,西表島,波照間島,与那国島、
東南アジアに分布する。
13日、本部町大嘉陽林道沿いに育つリュウキュウテイカカズラにいたツマムラサキマダラの幼虫を久しぶりに見つけた。探すのに苦労する幼虫なので、嬉しかった。
今までに、前述の植物をはじめオオイタビ、ガジュマルから幼虫を見つけたことがある。いつも思っているのだが、成虫が多い割に幼虫がみつからない。探し方が悪いのではとも思う。他の蝶の幼虫なら植物、場所、時期でだいたい見つけることができてきた。
ツマムラサキマダラの幼虫はかなり派手、蛹もアルミニュームのような光沢があり、宝石のようにキラキラしている。次は自然な状態でついている蛹を見つけてみたい。
落ちているイタジイのドングリ
コケの中にあるといい感じ
手のひらにのせて楽しむ、数個割って食べた
イイギリの赤い実
シナノガキ
今年も豊作のギーマの実
13日、名護城公園で秋の実を楽しんだ。
一番はイタジイの実、去年に比べて少し量が多いように思う。台風の被害がないせいか、他の実も健全で多いと感じる。イタジイの小さなドングリを拾っていたら、止まらなくなった。他の来園者にも残しておかなくてはと、小さな声でつぶやく。
ギーマも豊作だ。去年の今頃はだいぶ黒くじゅくしていたが、本番はこれからのようだ。イイギリの実は赤く染まっていて、美しかった。毎年撮影しているのだが、見るたびに撮影してしまう。シナノガキも黄色く熟していた。少し甘いが、渋も口中に残る。これがいいのだと思う。
このように、名護城公園は秋の実がけっこう見ることができる。ドライブがてら寄って見てください。それから、ビジターセンターにもよって休憩のお茶も楽しいですよ。
バナナの葉を巻いた巣の中にいるバナナセセリの幼虫
巣を開けると青汁をだした
蛹はいくつも見つかった
バナナセセリ Erionota torus
セセリチョウ科 中国南部,マレ-半島,インドシナ,インド北部に分布
昨日、浦添大公園に行ったらバナナの葉を葉巻状に巣を作っているセセリチョウ科バナナセセリの幼虫が多かった。
巣を開けると白いプニプニした体に白い粉のついた幼虫がいて、危険を察知したのか青汁を出していた。また、蛹はいくつも見つかった。
今年は台風の襲来はなく、バナナが豊作だった。直売所にいくと様々なバナナが山のように積まれていて、通常より安く感じている。台風が来なかったのはバナナセセリも恩恵があった。葉を綴って巣を作るので、被害は大きい。いろいろな場所でバナナの葉を見ると、巣が目立つようになってきた。
バナナを栽培しているところで、大型で目が赤い茶色のチョウが葉に止まっているはず。このチョウらしくないバナナセセリ、興味のある方はぜひ観察して欲しいと思う。
名護城公園「秋の自然観察会」開催のお知らせと参加者募集
恒例になりました名護公園「秋の自然観察会」を下記の通り開催致しますので、ぜひご参加下さいますよう、案内致します。
名護公園は、「やんばるを」代表する植物や昆虫たちの宝庫。生物たちの秋の生態を観察します。公園内には県指定の天然記念物、タテハチョウ科フタオチョウやコノハチョウの生息地で最近県鳥のノグチゲラも見つかりました。
こうした豊かな生物たちの生息地を観察することにより、沖縄の自然環境を学ぶことが出来る良い機会です。
植物は果実・種を観察し、昆虫はチョウを中心に見ていきます。この機会に、名護城公園の自然の豊かさを実感して頂きます。
■開催日時:11月13日(日)9:30~11:30
■場 所:天上展望台駐車場 ■対象年齢: 8~70歳
■参加料金:1000円 ■定員:20名 (定員に達し次第しめきります。)
■講 師:比嘉正一(学芸員)
※参加の申し込みは名護城公園管理事務所まで 0980-52-7434
恒例になりました名護公園「秋の自然観察会」を下記の通り開催致しますので、ぜひご参加下さいますよう、案内致します。
名護公園は、「やんばるを」代表する植物や昆虫たちの宝庫。生物たちの秋の生態を観察します。公園内には県指定の天然記念物、タテハチョウ科フタオチョウやコノハチョウの生息地で最近県鳥のノグチゲラも見つかりました。
こうした豊かな生物たちの生息地を観察することにより、沖縄の自然環境を学ぶことが出来る良い機会です。
植物は果実・種を観察し、昆虫はチョウを中心に見ていきます。この機会に、名護城公園の自然の豊かさを実感して頂きます。
■開催日時:11月13日(日)9:30~11:30
■場 所:天上展望台駐車場 ■対象年齢: 8~70歳
■参加料金:1000円 ■定員:20名 (定員に達し次第しめきります。)
■講 師:比嘉正一(学芸員)
※参加の申し込みは名護城公園管理事務所まで 0980-52-7434
中城城跡歴史散策会開催のお知らせ
この秋、中城城跡ロマンにどっぷり浸かってみませんか。
中城城跡を散策しながら、歴史専門ガイドが城跡のたどったエピソードに裏話しを交えて存分に解説して頂きます。沖縄の歴史の一時代を知る、絶好の機会です。歴史は初めて、少し知っているけど、もう少し知りたい。ある程度知っているけど、より深く等。様々に質疑応答をしながら、たっぷりの1時間半を過ごして頂きます。
■開催日時:2016年11月12日(土)9:30 ~ 11:00
■場 所: 中城城跡(入口集合) ■対象年齢:7~70歳
■参 加 料:1000円 ■定員:20名
■講 師:下地浩司「中城村・北中城村文化財案内人サークル(グスクの会)」
■後 援: 中城城跡共同管理協議会
※事前予約、定員に達し第締め切ります。
参加申し込みは県営中城公園 〒901-2315 北中城村字荻道平田原370-2
電話(098)935-2666 FAX(098)935-3533
この秋、中城城跡ロマンにどっぷり浸かってみませんか。
中城城跡を散策しながら、歴史専門ガイドが城跡のたどったエピソードに裏話しを交えて存分に解説して頂きます。沖縄の歴史の一時代を知る、絶好の機会です。歴史は初めて、少し知っているけど、もう少し知りたい。ある程度知っているけど、より深く等。様々に質疑応答をしながら、たっぷりの1時間半を過ごして頂きます。
■開催日時:2016年11月12日(土)9:30 ~ 11:00
■場 所: 中城城跡(入口集合) ■対象年齢:7~70歳
■参 加 料:1000円 ■定員:20名
■講 師:下地浩司「中城村・北中城村文化財案内人サークル(グスクの会)」
■後 援: 中城城跡共同管理協議会
※事前予約、定員に達し第締め切ります。
参加申し込みは県営中城公園 〒901-2315 北中城村字荻道平田原370-2
電話(098)935-2666 FAX(098)935-3533
ヒハツモドキPiper retrofractum
コショウ科 東南アジア
6日、久しぶりに浦添城跡入り口の道路を通ったら、民家の壁に這わして育てているヒハツモドキの育ち具合が非常によく素晴らしかった。
民家の壁にヒハツモドキを這わしているのは、浦添市仲間自治会が取り組んでいる緑化の一つで、数家が取り組んでいるようだ。数年前はわずかに緑だったが、一気に緑の壁を作っているのは、ヒハツモドキ好きにはたまらない光景だ。
今まで、石垣島でしか見ることのできないものだと思っていた。これからは、機会あるごとに見に行くことにしている。
タイワンヒヨドノバナモドキに訪花したルリウラナミシジミ♀
タイワンヒヨドノバナモドキに訪花したルリウラナミシジミ♂
ルリウラナミシジミJamides bochus
シジミチョウ科 東南アジア、八重山諸島に分布
今日、本部半島にチョウを見に行ったら、ルリウラナミシジミが信じられないくらい乱舞してブルーの光がキラキラしてきれいだった。加えて、真っ白に咲いていたタイワンヒヨドリバナモドキの花にルリウラナミシジミが訪花したら、これまたファンタジーの世界だった。
ルリウラナミシジミが多いのは、タイワンクズ一斉開花に由来する。台風の被害がなかったタイワンクズは、ほんとうにたくさんの花を咲かせたのだと思う。そのため、島中のいたるところでキラキラしたシジミチョウが飛び交っている状態になった。
タイワンクズが咲き続けている限り、発生は続くのだと思う。いつまで見ることができるのかも、観察の醍醐味だ。年明けまで見ることができたら、今年もチョウの年になること間違いない。
7月12日に友人からもらったネッタイスイレンの子苗を鉢に植えて、水を入れたスイレン鉢で育てていたら、11月3日ようやく咲いてくれた。苗は4株、2株はスイレン鉢で育てていて、2株は池に植えた。
かつて、たくさんのネッタイスイレンを導入し花を見てきたが、この品種ほど丈夫で育てやすいのはないと思っている。品種によるが、沖縄の寒さで寝るやつもいて、成長はしない。また、スイレン鉢を大きくして株を充実させないと咲かない品種もあった。
ミセスMEランディング、スイレンが好きになるきっかけになる品種。花色もきれいだし、おすすめだ。
実がこんなにもついた小枝
実の重さで枝が垂れ下がっている
コバテイシ(モモタマナ)Terminalia catappa
方言 首里(クファデーサー)、喜如嘉、饒波(ウキチ)、
伊良部(コーターギー)、石垣(クバティス)
英名 Tropical almond,Indian almond
中国名 欖仁樹
シクンシ科 沖縄、台湾、熱帯に分布
コバテイシの木はどこも、実が大豊作だ。鈴なりに付いているので、実の重さで枝が垂れ下がっているのもある。このような豊作の年はめったにない。
豊作の理由は、結実する木が増えた。実を落とす台風の被害がなかったのが理由。喜んでいるのはオオコウモリに違いない。陽が落ちると実を食べにやってきて、ギャーギャー騒ぎ夕食会を開いている光景をよく見かけるようになった。殻の中の仁は食べられるのだが、割るのは硬くて面倒だ。でも時々食べている。
涼しくなるに従って、葉は紅葉し落葉する。実も多いと、オオコウモリの食べて落ちた実も多い。恒例の清掃がちょっと多くなりそうだ。
参加者募集中
浦添大公園歴史学習ゾーンにある史跡を巡り、グスクの歴史や時代の文化を学ぶ散策会です。
参加者が公園内にある文化財の正しい知識を知ることにより、来園する際の散策を楽しむ素材
にして頂きます。
「うらおそい歴史ガイド友の会」専門員が歴史にまつわるエピソードを紹介し、解説致します。
開催日時:11月6日(日)9:30~11:30
集合場所:浦添グスク・ようどれ館
参加費:500円
(定員20人・事前申し込み)参加申し込みは098-873-0700
浦添大公園歴史学習ゾーンにある史跡を巡り、グスクの歴史や時代の文化を学ぶ散策会です。
参加者が公園内にある文化財の正しい知識を知ることにより、来園する際の散策を楽しむ素材
にして頂きます。
「うらおそい歴史ガイド友の会」専門員が歴史にまつわるエピソードを紹介し、解説致します。
開催日時:11月6日(日)9:30~11:30
集合場所:浦添グスク・ようどれ館
参加費:500円
(定員20人・事前申し込み)参加申し込みは098-873-0700