てぃーだブログ › 浦添大公園友の会 › 2015年10月

口吻を花の蜜のある場所に伸ばして吸っていたウラナミシロチョウ

ウラナミシロチョウ Catopsilia pyranthe
シロチョウ科 沖縄が分布の北限、東洋区に広く分布

 昨日、中城公園の駐車場に植えられたランタナに初めてウラナミシロチョウの秋型がやってきて、夢中になって口吻を伸ばしていた。
 このランタナにはアカタテハ、シロオビアゲハ、アオスジアゲハ、チャバネセセリなどがやってきたが、ウラナミシロチョウは初めてだった。たった1株植えただけなのに、晴れたら毎日のようにチョウたちがやってくる。数十株植えれば、チョウたちの楽園のようになるのではと妄想した。
 公園内は、これからいろいろと工事が入る。そのためかってには植物を植えこんだりはできない。それでも花の咲く植物、チョウたち花を求めてやってくる景観を作っていきたいと思っている。応援してくれる人いないかなー、募集中。
 
  


Posted by まさぼー at 19:14Comments(0)


朱色に染まってきたショウベンノキの実

ショウベンノキTurpinia ternata
方言名 ヤマクネンブ、ウチザラ、ジープタ
ミツバウツギ科 日、沖、台、中原産

 中城公園の散策路沿いに育つショウベンノキの実の朱色は、引き込まれる色でとても魅力的だ。
 4月に赴任した際には小さな白い花が咲いていた。ほんのりと甘い香りを漂わせていて、散策を楽しませる良い花だった。その後、結実し小さな黄緑色の果実は次第に肥大し、パチンコ玉より小さめの大きさになった。実っている様は木々の枝からブドウの房がぶら下がっているようだ。
 朱色に染まった実は今が見ごろ。年が明けたら、全て落ち再び花序が出てきて、初夏には開花が始まる。
  


Posted by まさぼー at 05:57Comments(0)植物


花の苗を植える園児たち


植えた苗に水やりをする園児たち


都市緑化公園愛護活動に伴う、園児たちによる草花植え付けが午前浦添大公園、ごご中城公園で開催された。
園児たちはベゴニア、ペチュニアの苗を植えて、水をまいてくれた。はじめは慣れないので、戸惑っていたが、苗を植える毎に上達。植えた苗に水やりをする頃には、すっかり花好きの顔になっていた。見頃が楽しみだ。  


Posted by まさぼー at 16:17Comments(0)その他


翅に水10/2XX2466とマークされた個体

 26日午後、中城城跡でアサギマダラのマーキング調査をしていたら、翅に水10/2XX2466の書かれている個体を捕獲した。今シーズン初の再捕獲、やったー。
 家に帰り、さっそく再捕獲情報としてネットに配信した。
 その夜、さっそく移動情報として配信されてきた。もしかしたら、京都でマークされた個体を捕獲するのは初めてもしれない。嬉しい日になった。

【移動情報】水尾発89
標識:水10/2XX2466
性別等:♂・鮮度N
標識地:京都市右京区嵯峨水尾・藤袴園alt250m
(N35°02′33″ E135°37′45″)
標識日時:2015年10月2日15時47分(25℃)
標識者:金田 忍
参考事項:フジバカマ訪花

       ↓ 南西へ24日間で1226km移動

標識 :XX2466 水 10/2
性別 :♂
再捕獲日:2015.10.26
再捕獲場所 :沖縄県中城村中城城跡
再捕獲者 :比嘉正一
※シロノセンダングサに訪花中を再捕獲。  


Posted by まさぼー at 19:17Comments(0)


この秋、中城城跡ロマンにどっぷり浸かってみませんか。
 中城城跡を散策しながら、歴史専門ガイドが城跡のたどったエピソードに裏話しを交えて存分に解説して頂きます。沖縄の歴史の一時代を知る、絶好の機会です。歴史は初めて、少し知っているけど、もう少し知りたい。ある程度知っているけど、より深く等。様々に質疑応答をしながら、たっぷりの1時間半を過ごして頂きます。

■開催日時:2015年11月7日(土)9:30 ~ 11:00
■場 所: 中城城跡(入口集合)  ■対象年齢:7~70歳
■参 加 料:1000円 ■定員:20名 ※事前予約、定員に達し第締め切ります。

参加申し込みは県営中城公園 電話(098)935-2666
  


Posted by まさぼー at 11:57Comments(0)その他

葉に止まっていたルリウラナミシジミの雌

ルリウラナミシジミJamides bochus
シジミチョウ科 東南アジア、八重山諸島に分布

 24日の午後、晴れたので数日ぶりに中城公園の散策路を歩いていたら、ルリウラナミシジミが葉に止まっていた。
 去年は見られなかったので、今年は夏から期待していた。やったー、と小さな感動の声をだした。食草となるタイワンクズが咲いるし、個体も新鮮なので発生したかもしれない。もっといないか探したが、この1頭だけだった。
 撮影した個体は雌。これから産卵し、発生を継続するはず。毎日の日課となった散策の楽しみが増えた。
 
  


Posted by まさぼー at 16:33Comments(0)



 恒例になりました名護公園「秋の自然観察会」を下記の通り開催致しますので、ぜひご参加下さいますよう、案内致します。
名護公園は、「やんばるを」代表する植物や昆虫たちの宝庫。生物たちの秋の生態を観察します。公園内には県指定の天然記念物、タテハチョウ科フタオチョウやコノハチョウの生息地で最近県鳥のノグチゲラも見つかりました。
こうした豊かな生物たちの生息地を観察することにより、沖縄の自然環境を学ぶことが出来る良い機会です。
植物は果実・種を観察し、昆虫はチョウを中心に見ていきます。この機会に、名護城公園の自然の豊かさを実感して頂きます。

                記
■開催日時:11月8日(日)9:30~11:30
■場  所:天上展望台駐車場 ■対象年齢: 8~70歳
■参加料金:1000円  ■定員:20名 (定員に達し次第しめきります。)
■講  師:野林千枝(沖縄昆虫同好会会員)、比嘉正一(学芸員)

※参加の申し込みは名護城公園管理事務所まで 0980-52-7434

※台風・大雨等の場合は中止。参加者は長袖、靴をはき虫除けの対策をしてください。

  


Posted by まさぼー at 16:46Comments(0)その他

どうですか、リュウキュウウラナミジャノメ目玉模様。なんかいい。

 リュウキュウウラナミジャノメYpthima riukiuana
タテハチョウ(旧ジャノメチョウ科)科 
 沖縄,渡嘉,阿嘉,屋嘉,座間,慶留,久場,安室島に分布

 先日、嘉津宇岳だけでリュウキュウウラナミジャノメの翅表の目玉模様を撮影することができた。きれいな個体で、満足のゆく仕上がりで嬉しい。
 今までも、何回も翅表の目玉模様を写真に収めたくて、狙ってきたが、翅裏の白い模様の魅力に負けてしまっていた。本種は羽化して間もないときは翅がきれいなのだが、翅が弱いせいかすぐに痛む傾向にあるようだ。たまたまかもしれないが、そんなことが多かった。
 念願かなって、翅表の撮影ができた。次は幼生期に取り掛かりたい。ハードルは高い。  


Posted by まさぼー at 19:09Comments(0)

ピンク色の花に蜜を求めるナガサキアゲハの雌

ナガサキアゲハ Papilio memnon thunbergii
アゲハチョウ科 
 奄美大島,沖縄島,久米島,粟国島,宮古島,石垣島,竹富島,西表島,
 波照間島,与那国島、本州,四国,九州,対島,種子島,屋久島に分布

 17日、名護市勝山の道路沿いに植えられているトックリキワタの花に、ナガサキアゲハが盛んに訪れていたのは、見ていて楽しかった。
 本種はハイビスカスをはじめ、いろいろな花で吸蜜するのだが、熱帯花木とりわけトックリキワタの花での吸蜜行動は迫力がある。数頭が咲いている花を訪れるのだが、一つの花に固執せず次から次へと言った感じだった。高さ5メートルほどの高さに咲いている花なので、見ている方が見上げる格好なので、だんだんと首が疲れてしまった。
 トックリキワタの花にはツマベニチョウも訪花していた。まだまだ花が続きそうなので、撮影したい方はまだチャンスがあるはず。
  


Posted by まさぼー at 19:20Comments(0)

イネの葉裏で見つかったウスイロコノマチョウの前蛹

ウスイロコノマチョウ Melanitis leda
ジャノメチョウ科
  奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,小浜島,西表島,
  波照間島,仲神島,与那国島,北大東島,南大東島、北海道,本州,
  四国,九州,東洋区に広く分布

 17日、名護城公園のせせらぎ水田のイネの葉を綴って巣の中にいるヒメイチモンジセセリを観察していたら、目の前にウスイロコノマチョウの前蛹が飛び込んできた。
 見つけた瞬間、あ、とつい声にだしてしまった。イネの葉裏なのだが、かなり目立つ場所だ。これまでにも前蛹、蛹と観察してきたが、もっとも目立つ場所についていた前蛹になった。
 ここの水田には、農薬を使用してないのでさまざまな生物たちが棲んでいることは何度も紹介した。チョウだけではない。トンボ、バッタ、カメムシ、クモ、カエルも。米もだいぶ太ってきた。もうすぐ稲刈りの季節を迎える。その前には羽化してほしい。
  


Posted by まさぼー at 18:50Comments(0)

花の形とこのブルーの花のとりこになる

サイヨウシャジンAdenophora triphylla
方言名 ホタルブクロ
キキョウ科 奄美、喜界、 徳之、沖永部、沖縄群島に分布

 今日行った、名護市多野岳のサイヨウシャジンは花の見頃だった。
 頂上付近の草地には独特のブルー色の花が強風にゆれていた。癒される。
 この花はいつみても素晴らしい。大好きな野草の一つで、いつもシャッターを押しすぎることになる。今日も見つけては撮影を繰り返した。おかげて、帰宅してからの画像整理に時間がかかってしまった。強風のせいもあるが、満足にピンのあってないものが多数。気に入ったのがなかなかなかったので、アップになってしまった。群生地の表現が難しい。
 とにかく、今が花盛りなので、野草花ファンぜひ見てほしいし、出来れば撮影にも挑戦して下さい。
  


Posted by まさぼー at 18:07Comments(0)植物

このようなピンクの花が目印、オジギソウの葉に触れてみて下さい

オジギソウ Mimosa pudica
英名 action plant,humble plant,live-and-die,sensitive plant,touch-me-not
マメ科 ブラジル原産

 中城公園西駐車場近くの草地の中に散在して生えているオジギソウに、小さなピンクポンポン玉のような花が目立ち始めた。
 この場所に散在して生えているのは、公園にきてしばらくしてから発見した。散策中にクツに触れたら動いたので、なにかと思いしゃがんだら、オジギソウだった。触れたらすぐに葉を閉じるので、時々触れては楽しんでいる。調べると次のように書かれていた。
 多年草。園芸では1年草として扱う。茎に毛があり節の下に鋭い刺がある。花は薄いピンク色で球形。葉の刺激運動及び睡眠運動の代表的植物。運動の原因は刺激により運動器官の細胞に活動電位がおこり、運動が誘発される。
 中城公園に来る機会のある皆様、草地で探して葉に触れてみて下さい。今はピンクの花が咲いているので見つけやすいですよ。
  


Posted by まさぼー at 16:30Comments(0)植物

サルカケミカンの葉裏に2頭並んでいたシンジュサンの幼虫

シンジュサンSamia cynthia
ヤママユガ科 奄美,沖縄,石垣,西表、本州,中国北部,朝鮮半島に分布

 14日、中城公園の散策路に生えているサルカケミカンにシンジュサンの幼虫が3頭ついていた。
 これまでにも数回、サルカケミカンにいる幼虫を見てきたが、いずれも大きかったが今回は生長途中。そのためしばらくは幼虫観察ができる。この場所にはもともと、シロオビアゲハの若令がいたが、いつの間にかいなくなってしまった。ハチや野鳥も多いので、やられたかもしれない。シンジュサンの幼虫大丈夫かな。
 シンジュサンの幼虫、白くて目立つと思うのだが、防御はどうしているのだろう。3頭もいるので、せめて1頭くらいは蛹まで見てみたい。
  


Posted by まさぼー at 10:23Comments(0)蝶以外の昆虫
浦添大公園「遊び広場」近くに新駐車場が完成、利用出来るようになりましたのでお知らせ致します。
 
「遊び広場」まで徒歩4分。
これまでの駐車場不足が緩和されると思います。ぜひご利用下さい。
なお、利用時間は9:00-18:00です。

新駐車場の位置図です
  


Posted by まさぼー at 09:34Comments(0)その他
誰でもかんたんに草花を育て咲かせられるコツを伝授いたします

10月24日(土)9:30-11:00
開催場所:中城公園管理事務所
参加料金:1000円 定員20名 (定員に達し次第しめきります)
講師:安里慎也(ガーデニングコーディネーター)

参加申し込みは 中城公園管理事務所098-935-2666
※教室で使用した草花はお持ち帰りして頂きます。
  なお、販売用の苗も準備致します。


  


Posted by まさぼー at 07:28Comments(0)その他

枯れ木の枝に止まったサシバ、目つきが鋭い

 北風とともに浦添大公園、中城公園にカッコイイーサシバがやってきた。飛翔しながらピューイ、ピューイと甲高く鳴く声が、実にいい。
 公園内にとどまる個体、それからさらに南下するものなど、様々だ。とどまる個体は、最初警戒し、なかなか近寄れないが、慣れてくると次第に止まっている木の梢を眺めても、逃げ出さなくなる。双眼鏡で観察しても楽しくなる。
 公園内にサシバがやってくると、カラスの鳴き声が聞こえなくなる。カラスもやっぱりサシバが怖いのかもしれない。北上する来年の初夏まで、サシバ三昧の日々になりそうだ。  


Posted by まさぼー at 19:20Comments(0)動物

鮮やかな黄色の花が目立っているセイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウSolidago canadensis var. scabra
キク科 北アメリカ原産

 中城公園キャンプ場近くの散策路沿いや斜面にセイタカアワダチソウの鮮やかな黄色の花が咲いている。
 公園内には本種をはじめ様々な帰化植物が見つかっている。公園を造成する際に、芝生や植栽木に間切りこんできた、来園者が車でくる際に運んで来た、付近に生育していた種が運ばれてきた等、様々に考えられる。
 セイタカアワダチソウの花、なかなか美しい。切り花のとして使える、いいかもしれない。園内では内地のように他の植生を脅かすような群生はしたないので、季節を彩る花として、よしとしよう。見学したい方はどうぞ、ちょうど今が見ごろだ。
  


Posted by まさぼー at 06:33Comments(0)植物

遠くからでも目立つメキシコサワギクの花

メキシコサワギク Senecio confusus
別名 メキシコタイキンギク
英名 Mexican Flame Vine,Mexican Daisy
キク科 メキシコ原産

 中城公園の一角に植えたメキシコサワギクの鮮やかな橙色花が殺風景な北駐車場を彩っている。
このサワギク、去年の3月に挿しきして鉢上げ、プランターで育てていたものを、今年の7月に今の場所に植えた。当初は猛暑で生育は思わしくなかったが9月に入ると新芽が伸びで、元気になった。花が咲き始めたのは9月中旬頃で、花数が増えて目立ち始めたのは10月に入ってからのこと。
 同じ場所に植えたランタナの花付きも良いので、今後挿し木で増やして公園の名物にしてやろうと、もくろんでいる。
  


Posted by まさぼー at 19:39Comments(0)植物

吸水するシロオビアゲハ

シロオビアゲハPapilio polytes
アゲハチョウ科
 奄美大島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,久米島,宮古島,
多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,新城島,西表島,
鳩間島,波照間島,与那国島に分布

 シロオビアゲハの吸水行動はよく見かけるが、毎朝同じ場所なると面白い。もちろん同じ個体が来ているかは分からない。
 中城公園に、長く雨が降らなくても水分の多い場所がある。ここに、2週間ほど前からシロオビアゲハがやってくるようになった。当初は1頭だったが、日がたつにつれて数頭になった。朝だけだったのが、日中に見に行くと、個体が吸水しているときもあった。
 観察は短時間。仕事があるので、じっと見ているわけにはいかない。それでも気になり、時間を見つけては行くようにしている。いつまで続くのかなー。
  


Posted by まさぼー at 19:20Comments(0)

実が割れて黒い種子がこぼれ始めていた

こんな感じのゲットウを見ると、秋って感じだ

ゲットウAlpinia zerumbet
方言名 サンニン
英名 Shellflower,Shell Ginger 台湾名 月桃
ショウガ科 沖縄、台湾原産

 中城公園内の散策路に生えているゲットウの赤い実が割れて、黒い種子がこぼれ始めていた。
 日中はまだ30度Cと暑い。ところが朝・夕方はすっかり過ごしやすくなってきた。やはり秋は確実にやってきたようだ。秋のサインは植物たちの出番。ゲットウはそんな季節感を感じる代表的植物だと思っている。
 ゲットウの育つ散策路を通るたびに、明日は明後日は、どんなドラマが待っているのだろうとドキドキしながら歩いている。
  


Posted by まさぼー at 19:22Comments(0)植物