てぃーだブログ › 浦添大公園友の会 › 2018年04月

シロノセンダングサの花にきたイシガケチョウ

ハマイヌビワの葉を食べる終令幼虫

イシガケチョウCyrestis thyodamas mabella
タテハチョウ科
 沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,黒島,
 小浜島,新城島,西表島,鳩間島,波照間島,与那国島;
 本州,淡路島,四国,九州,対馬,種子島に分布

 30日の朝、中城公園の散策路でイシガケチョウ成虫7頭とハマイヌビワの葉を食べている終令幼虫2頭を観察した。公園の散策路にイシガケチョウのシーズンがやってきたようだ。
 公園にはイシガケチョウの幼虫の食するハマイヌビワ、イヌビワ、ホソバムノイヌビワ、ガジュマルが豊富に生育し、年中発生出来る条件が揃っている。しかしながら、成虫の数は他の地域に比べて少なく感じる。少ない理由は不明だ。
 成虫はキク科シロノセンダングサの花に好んで訪れることが多く、同じ場所に集まる性質がある。おそらくだが、好みの場所があるのだろう。幼虫の観察される場所も、だいたい決まっていて、成虫の産卵しやすい場所のようだ。
 梅雨の晴れ間に、成虫が集団になり路面で給水する光景が見られるときがある。公園内で、観察出来れば良い。  


Posted by まさぼー at 10:05Comments(0)




タイワンゴマダラカミキリAnoplophora macularia
カミキリムシ科 沖縄本島、先島諸島、宮古島、石垣島、台湾

 中城公園、4月27日に散策路でタイワンゴマダラカミキリを見つけた。公園で観察を始めて以来、初めての4月の発生で、一番早い。そのため、今年は成虫の個体数が多いと予想されるため、ミカン類の被害が甚大かもしれない。
 これまでの初見日は、浦添大公園で2013年5月4日、2014年5月2日。中城公園での初見日は2015年6月2日、2016年5月3日、2017年5月17日、そして今年は4月27日だった。
 虫仲間の知人が、沖縄島や県内での勢力拡大の証拠、さらには奄美諸島まで調べている。ゴマダラカミキリとそっくりなため、調査は困難を極めているが、次第に明らかにになりつつある。心配なのはミカン類の大産地、本部半島や大宜味村だ。今年も注目していきたい。
  


Posted by まさぼー at 09:25Comments(0)蝶以外の昆虫





ミッキーマウスツリー Ochna serrulata
英名 Mickey-mouse Plant
オクナ科 南アフリカ・ナタール原産

 4月25日、西原町内の植物達を探索していたら、ミッキーマウスツリーにミッキーマウスがいくつもついていた。
見つけたのは高さ1mちょっと、さほど大きくないのだが、真っ赤なガクと黒い果実をいくつもつけていた。この黒い果実がミッキーマウスの鼻に似ているから名前が付けられたらしい。道行く人々の関心を寄せると思うし、珍しいもの大好きな沖縄人は、きっと種を採取し、播くと想像する。
 このミッキーマウスツリー、数十年前はとっても珍しい植物だったが、今では時々庭で見かけるようになった。そのうち、とっても普通の植物になるのかもしれないなー。
  


Posted by まさぼー at 11:23Comments(0)植物




ニワゼキショウSisyrinchium rosulatum(庭石菖)
アヤメ科 北米原産
帰化植物、ニワゼキショウ属の一年草。

 中城公園の駐車場や芝地で薄紫と黄色のニワゼキショウの花が満開を迎えていて、散策する足下が賑やかだ。
咲き始めは4月はじめ。ここ数日間降った雨で一気に元気になり、一斉開花している。このニワゼキショウ、3年前の初夏は数少なかった。ところが生育旺盛で、少しずつだが生育地を拡げている。
 花色は薄紫と黄色だが、かわった花色はないか探しているが、今のところ見つかってない。明日からは探索場所を変えてみよう。
  


Posted by まさぼー at 11:44Comments(2)植物



 2月25日にシークワサーの台木に接ぎ木したクネンボの穂木に新葉が出て、接ぎ木に成功した。念願が叶いとっても嬉しい。
 クネンボの穂木は知人のMさんより提供して頂いた。採取地は大宜村とのこと。以前からチャンスがあったら、穂木がほしいことを伝えていた。接ぎ木の時期、穂木が揃わなかったら、また1年待つことになるので、チャンスの時期は短いのだ。
去年、一昨年も台木は準備していたが、穂木が手に入らず、ちょっと焦っていた。
 成功したので、大事育てたいと思う。大きくなれば穂木が採れるはずだし、花を咲かせ実らせることも出来るはず。夢は膨らんでいく。

  


Posted by まさぼー at 14:12Comments(0)植物


 4月11日、中城公園の小さな池の畔に植えられたオクラレルカが満開だ。
この株、職員の一人がネッタイスイレンとともに一作年植えた株で、去年も今頃咲いた。利用者からも「キレイ」との声があった。今年はというと雨が降らず、池はだいぶ水が少なくなり、生育が危ぶまれたが、1週間ほどの前からの開花を応援するかのようなに今日は雨が降った。これで開花後の生育はほぼ安泰だ。
 これからしばらくは、オクラレルカの花色が似合う空模様で、それはそれで楽しめる。
  


Posted by まさぼー at 10:50Comments(0)植物



オキナワリンゴカミキリOberea okinawana
カミキリムシ科 沖縄,久米島に分布

 4月5日、中城公園の散策路沿いに育つタブノキの周りを飛ぶオキナワリンゴカミキリがいた。しばらくすると、シークワサーの小枝に止まったので撮影した。
 3月下旬より晴れて暖かい日が続いたのでタブノキ、ヤブニッケイの葉裏にオキナワリンゴカミキリ特有の後食痕は少しずつだが見つかっていた。ところが、成虫を見つける事が出来なかった。もっと探せば見つけたはずなのだが、そのうちと思っていた。
 今までには2013年が4月5日、2014年が4月19日、2016年が4月7日が初見、去年は観察出来なかった。こうして毎年メモをしていると発生の時期も分かってくるのかもしれない。  


Posted by まさぼー at 13:09Comments(0)蝶以外の昆虫



 4月2日、中城公園の散策路に育つリュウキュウクロウメモドキにキタキチョウの終令幼虫3頭が見つかった。久しぶりなので、嬉しい。
 2015年は4月14日、2016年は4月22日に幼虫を観察している。2017年の4月は見つける事は出来なかった。キタキチョウを始め、これからチョウ成虫や幼虫の数が増えてくる、楽しみにしている。
  


Posted by まさぼー at 17:04Comments(0)



シオカラトンボOrthetrum albistylum speciosum (Uhler, 1858)
トンボ科 トカラ列島,奄美群島,沖縄,伊平,渡嘉,久米,西表、北海道~九州、
      中国,朝鮮,台湾に分布する。

 中城公園、4月2日午後、せせらぎに2頭のシオカラトンボが飛んでいた。
去年は4月14日、一昨年は4月16日、一昨昨年は4月11日だった。そのため、今年は早いシオカラトンボ初見になった。
 タイリクショウジョウトンボ、ハラボソトンボは数が多く飛び回っている。紛れてシオカラトンボがいる。草近くにはアオモンイトトンボが無数にいる。とうとう、トンボの季節がやってきた。
  


Posted by まさぼー at 16:13Comments(0)蝶以外の昆虫

ソラマメ畑

ぴっししりとついた莢

莢がかたいので、指が故障気味
 
 3月31日、ソラマメの収穫をした。今年の豆類の出来は良い。このところの好天が続いているので、莢の数は多く、割れや発芽、不揃いは少ない。
 ウズラマメ、シロフジマメ、クロマメ(インゲンマメの一種)に続くソラマメの収穫で、出来の良作が続いている。食べ方は豆ごはんが主流、ぜんざいやサラダにも使っている。収穫は1年分がストックできるまで続けるつもりだ。
 ソラマメ畑は少し広い、収穫が始まったばかりなので、毎週に行くことになりそうだ。莢から豆を取り出す作業は夜の7時までかかった。腰が痛いなー。
  


Posted by まさぼー at 06:46Comments(0)植物